FRAIM、LAWGUE Wordアドインをアップデート ドキュメント履歴表示と差分確認が容易に

FRAIM、LAWGUE Wordアドインをアップデート ドキュメント履歴表示と差分確認が容易に
PR TIMES より

記事の要約

  • Wordアドイン版LAWGUEが機能アップデート
  • ドキュメント履歴表示、差分確認が容易に
  • Wordとブラウザ版LAWGUEのシームレス連携

Wordアドイン版LAWGUE機能アップデート

FRAIM株式会社は2025年5月15日、AI搭載クラウドドキュメントワークスペース「LAWGUE」のWordアドイン版を機能アップデートしたと発表した。このアップデートにより、ドキュメントの履歴表示および差分確認の手間が大幅に削減されるようになったのだ。

これまでは変更履歴を確認するために、ブラウザ版LAWGUEを個別に立ち上げる必要があった。しかし、今回のアップデートでWordアドイン版LAWGUEから変更履歴ボタンをクリックするだけでブラウザ版LAWGUEで履歴を確認できるようになり、作業効率が向上したのだ。

主なアップデート内容は、アドイン上で任意のバージョンにカーソルを置き「この履歴を見る」ボタンをクリックすることでブラウザ版LAWGUEが開き、当該バージョンの内容を確認できるようになったこと、そしてアドイン上で任意の2バージョンにチェックを入れ「差分を見る」ボタンをクリックすることでブラウザ版LAWGUEが開き、差分比較画面が表示されるようになったことだ。

いつもの使い慣れたWordでの文書作成・レビュー作業をより効率化できるようになった。

LAWGUE Wordアドインアップデート詳細

機能詳細
バージョン確認アドイン上で任意のバージョンにカーソルを置き、「この履歴を見る」ボタンをクリックすると、ブラウザ版LAWGUEが開き、当該バージョンの内容を確認できる
差分比較アドイン上で任意の2バージョンにチェックを入れ、「差分を見る」ボタンをクリックすると、ブラウザ版LAWGUEが開き、差分比較画面が表示される
連携Wordアドイン版LAWGUEとブラウザ版LAWGUEをシームレスに連携
LAWGUE公式サイト

LAWGUEについて

LAWGUEは、文書作成をあらゆる面からサポート・効率化するAIを搭載したクラウドドキュメントワークスペースである。過去文書をアップロードするだけで、自社ノウハウがデータベース化され、AIによる様々な検索機能、体裁の自動補正などの編集アシスト、クラウド上でのコミュニケーションなどを提供する。

  • AIによる検索機能
  • 体裁自動補正
  • クラウド上でのコミュニケーション

契約書・規程類・仕様書など、様々な文書を対象に企業、法律事務所、官公庁・自治体現場における文書業務の効率化を実現している。

LAWGUE Wordアドインアップデートに関する考察

今回のWordアドイン版LAWGUEのアップデートは、ユーザーの利便性向上に大きく貢献するだろう。Word上で直接履歴や差分を確認できるようになったことで、作業効率が向上し、時間短縮につながる。しかし、ブラウザ版LAWGUEとの連携が前提となるため、インターネット接続環境が必須となる点が課題となる可能性がある。

起こり得る問題としては、インターネット接続が不安定な環境下では、履歴や差分確認に支障をきたす可能性がある。また、ブラウザ版LAWGUEの操作に不慣れなユーザーにとっては、学習コストが発生する可能性もあるだろう。解決策としては、オフラインでの履歴閲覧機能の追加や、より直感的なユーザーインターフェースの設計が考えられる。

今後追加してほしい機能としては、複数ユーザーによる同時編集機能の強化や、より高度な差分比較機能(例えば、特定の単語や句の変更履歴のみを表示する機能など)が挙げられる。LAWGUEは、今後もAIを活用した機能強化を継続し、文書作成業務の効率化をさらに推進していくことが期待される。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「次世代 AI クラウドエディタ「LAWGUE」、Word アドイン版を機能アップデート | FRAIM株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000037680.html, (参照 2025-05-15).

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