
目次
記事の要約
- ZoomInfoとG2のCEOからインフォボックスへの追加資金調達を実施
- 法人営業向けデータベースプラットフォーム「infobox」の開発・成長を支援
- 日本市場におけるB2B購買体験の変革を目指す
インフォボックスへの追加資金調達
株式会社インフォボックスは2025年5月15日、ZoomInfoのCEO Henry Schuck氏とG2のCEO兼共同創業者 Godard Abel氏から追加資金調達を実施したと発表した。インフォボックスは、法人営業に特化したデータベースプラットフォーム「infobox」を提供しており、日本市場における営業・マーケティング業務の効率化を支援しているのだ。
今回の出資は、両氏がインフォボックスのプロダクトビジョン、成長性、技術的優位性を高く評価したことにより実現した。両CEOは、インフォボックスが日本市場におけるB2B購買体験の変革に大きく貢献できると確信しているのだ。
インフォボックスは、この出資を通じてZoomInfoおよびG2との連携を強化し、プロダクト開発体制、データアセット、顧客基盤の拡大に取り組む予定だ。日本およびアジアのGo-To-Marketアプローチを変革するという明確なビジョンを掲げている。
「infobox」は、市場調査からターゲットリストの作成、キーパーソンへのアプローチまで、一気通貫で実現できる営業データプラットフォームである。製品サイト:https://info-box.jp/
資金調達概要
項目 | 詳細 |
---|---|
発表日 | 2025年5月15日 |
企業名 | 株式会社インフォボックス |
出資者 | ZoomInfo CEO Henry Schuck氏、G2 CEO兼共同創業者 Godard Abel氏 |
対象 | 追加資金調達 |
目的 | プロダクト開発体制、データアセット、顧客基盤の拡大 |
プラットフォーム | 法人営業向けデータベースプラットフォーム「infobox」 |
B2B購買体験の変革
B2B購買体験の変革とは、買い手主導の市場において、営業組織が正しいタイミングで正しい買い手を特定・アプローチすることを指す。これは、情報流通の質・量ともに飛躍的に向上している現在の市場において、非常に重要な課題となっているのだ。
- バイヤーファーストなアプローチ
- インテントドリブンな購買体験
- 営業効率の向上
インフォボックスは、この課題を解決するために、データドリブンな営業戦略を支援するプラットフォームを提供している。
インフォボックスへの追加資金調達に関する考察
ZoomInfoとG2というグローバル企業からの出資は、インフォボックスの技術力と将来性を示す大きな成功事例だ。この資金調達により、インフォボックスは更なる成長を遂げ、日本市場におけるB2B営業の効率化に大きく貢献するだろう。しかし、競合他社の台頭や市場環境の変化など、今後の課題も存在する可能性がある。
起こり得る問題としては、市場の飽和や競合製品の出現が挙げられる。これに対しては、継続的な技術革新と顧客ニーズへの対応が重要となるだろう。新たな機能開発や顧客サポートの強化によって、競争優位性を維持していく必要があるのだ。
今後追加してほしい機能としては、AIを活用した高度な顧客セグメンテーションや予測分析機能などが考えられる。これにより、より精度の高いターゲティングが可能となり、営業効率の更なる向上が期待できる。日本市場特有のニーズに対応した機能強化も重要となるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「インフォボックス、ZoomInfoおよびG2のCEOより追加資金調達を実施 | 株式会社インフォボックスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000058053.html, (参照 2025-05-15).