
SASE(Secure Access Service Edge)とは
SASE導入のメリット
「SASE導入のメリット」に関して、以下を解説していきます。
- セキュリティリスクの軽減
- 運用コストの削減効果
セキュリティリスクの軽減
SASE導入によってセキュリティリスクを軽減できます。従来のセキュリティ対策では対応が難しかったクラウドサービスの利用におけるリスクや、リモートワーク環境におけるセキュリティの脆弱性を解消することが可能です。
SASEは、ネットワークとセキュリティ機能を統合し、一元的に管理することで、セキュリティポリシーの適用漏れを防ぎ、常に最新のセキュリティ対策を適用できます。これにより、マルウェア感染や不正アクセスなどの脅威から企業ネットワークを保護することが期待できます。
リスクの種類 | SASEによる対策 |
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マルウェア感染 | 高度な脅威防御機能 |
不正アクセス | ゼロトラストネットワーク |
データ漏洩 | データ損失防止機能 |
脆弱性攻撃 | IPS/IDSによる防御 |
運用コストの削減効果
SASE導入は運用コストの削減にもつながります。複数のセキュリティ製品を個別に運用するのではなく、SASEによって統合的に管理することで、管理者の負担を軽減し、運用効率を向上させることが可能です。
また、SASEはクラウドベースで提供されるため、ハードウェアの購入やメンテナンスにかかるコストを削減できます。さらに、セキュリティ対策の一元化によって、インシデント対応にかかる時間や労力を削減し、全体的な運用コストを最適化することが期待できます。
コストの種類 | SASEによる削減効果 |
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ハードウェア | クラウド化による削減 |
メンテナンス | ベンダーによる管理 |
運用管理 | 一元管理による効率化 |
インシデント対応 | 迅速な対応と自動化 |