目次
記事の要約
- ニーズウェルが日本政策金融公庫からRPAシナリオ作成案件を受注
- RPA活用による業務自動化と安定運用を実現
- WinActorとPower Automateの豊富な実績を活かす
ニーズウェルが日本政策金融公庫のRPAシナリオ作成案件を落札
株式会社ニーズウェルは、日本政策金融公庫の一般競争入札案件である「RPA(WinActor)シナリオの新規作成、オンサイトでの支援及び基本操作研修に係る業務委託」を落札したことを2025年4月28日に発表した。このプロジェクトを通じて、日本政策金融公庫におけるRPAを活用した業務自動化と安定運用を支援し、業務効率化に貢献する。
ニーズウェルはこれまでにも日本政策金融公庫のRPA関連案件を実施しており、今回の落札も同公庫における豊富な実績と知見が評価された結果だ。NTTデータのRPAツール「WinActor」において「NTT DATA RPA Partner AWARD」を3年連続受賞していることに加え、MicrosoftのRPAツール「Power Automate」でも多数の企業で導入支援実績を持っている。
ニーズウェルはRPA導入支援に加え、RPAハイブリッド導入やAIを活用した業務効率化の支援など、RPA導入のエキスパートとして多彩な支援を提供している。WinActorの強み・特徴を把握しているエンジニアが、より効果的な業務フロー・シナリオ作成などの設計を支援する。
ニーズウェルのRPA導入支援サービス
項目 | 詳細 |
---|---|
RPAツール | WinActor、Power Automate |
支援内容 | RPA導入支援、RPAハイブリッド導入、AI活用 |
WinActor | NTT DATA RPA Partner AWARD 3年連続受賞 |
Power Automate | ゼネコン、ECサイト、メーカー等での導入実績 |
WinActorについて
WinActorは、NTTデータが開発・提供するRPA(Robotic Process Automation)ツールであり、Windows上で動作する様々なアプリケーションの操作を自動化することができる。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- プログラミング知識がなくても利用可能
- GUIベースで直感的な操作が可能
- 多様な業務シナリオに対応
WinActorは、定型業務の自動化による業務効率化、人的ミスの削減、コスト削減などに貢献する。特に、事務処理やデータ入力など、繰り返し行われる作業を自動化することで、従業員の負担を軽減し、より創造的な業務に集中できる環境を提供する。
日本政策金融公庫のRPA導入に関する考察
日本政策金融公庫がRPAを導入し、業務効率化を図ることは、金融機関におけるDX推進の重要な一歩と言える。特に、融資業務や審査業務など、定型的な事務作業が多い業務プロセスにおいて、RPAの導入は大きな効果を発揮するだろう。
今後の課題としては、RPAシナリオの維持・管理体制の構築や、RPA導入による業務プロセスの見直しなどが挙げられる。これらの課題に対しては、RPA導入後の効果測定を定期的に行い、業務プロセスの改善やRPAシナリオの最適化を図ることが重要になるだろう。
将来的には、AI技術との連携により、RPAの適用範囲を拡大し、より高度な業務自動化を実現することが期待される。また、RPA導入による業務効率化の成果を、顧客サービスの向上や新たな金融商品の開発に繋げていくことが重要になるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「日本政策金融公庫様から、RPAシナリオ作成および作成支援案件を落札 | 株式会社ニーズウェルのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000340.000092586.html, (参照 2025-04-29).