
目次
記事の要約
- GMOコインの「外国為替FX」が投資助言サービス「GPT-Trade」とAPI連携を開始
- 「GPT-Trade」は、暗号資産及びFXの投資に対応した売買シグナル提供サービス
- GMOコインの「外国為替FX」では、APIを初めてご利用される方は30日間API手数料無料
GMOコインの「外国為替FX」が投資助言サービス「GPT-Trade」とのAPI連携を開始
GMOコイン株式会社は、2025年4月28日より、株式会社トレードアドバイザリーテクノロジーズが新たに開始した外国為替証拠金取引(FX)向けの投資助言サービス「GPT-Trade」において、GMOコインの「外国為替FX」がAPI連携されたことを発表した。今回のAPI連携により、「GPT-Trade」を利用する投資家は、GMOコインの「外国為替FX」を通じて自動売買が可能になる。
「GPT-Trade」は、トレードアドバイザリーテクノロジーズが提供する月額1,650円(税込)の売買シグナル提供サービスであり、暗号資産及びFXの投資に対応している。投資家は豊富な種類のストラテジーの中から既存のものを利用することも、自分独自のストラテジーを構築することも可能だ。
また、「GPT-Trade」では、マーケットのランダムな動きを365日24時間監視し、売買チャンスを逃さない自動売買ストラテジーを利用できる。GMOコインの「外国為替FX」は、FX取引向け「GPT-Trade」において自動売買が可能となる1社目のAPI連携先となる。
「GPT-Trade」のサービス概要
項目 | 詳細 |
---|---|
取扱商品 | FX(主要通貨ペアに対応) |
投資助言機能 | 該当商品の価格変動等を基にしたシグナル配信 |
取引連携機能 | 投資家の判断により取引連携も利用可能 |
利用可能な金商業者 | GMOコイン株式会社 ※順次追加予定 |
投資顧問料 | 月額1,650円(税込) |
外国為替証拠金取引(FX)について
外国為替証拠金取引(FX)とは、証拠金を預託して行う外国為替の取引のことを指す。以下のような特徴がある。
- 少ない資金で大きな取引が可能
- 為替レートの変動により利益または損失が発生
- スワップポイントによる金利差益も期待できる
外国為替FXは外国為替レート、金利の変動で損害を被るリスクがあり、投資元本は保証されない。預託した証拠金の額に比べ大きい金額の取引ができ、マーケットの相場変動率に比べ投資元本の損益変動率が大きく、状況により損失が預託した証拠金額を上回る危険性がある。
GMOコインとGPT-TradeのAPI連携に関する考察
GMOコインとGPT-TradeのAPI連携は、投資家にとって自動売買の選択肢が広がるという点で非常に有益だ。特にFX取引においては、24時間市場が動いているため、自動売買のニーズは高いと考えられる。今回の連携によって、GMOコインのユーザーはGPT-Tradeの高度な分析に基づいた取引戦略を、より手軽に利用できるようになるだろう。
しかし、API連携においては、セキュリティリスクやシステムの安定性に対する懸念も存在する。GMOコインとトレードアドバイザリーテクノロジーズは、これらのリスクに対して十分な対策を講じる必要があるだろう。具体的には、APIのセキュリティ強化や、万が一のシステム障害に備えたバックアップ体制の構築などが考えられる。
今後は、GPT-Tradeが提供するストラテジーの多様化や、AIを活用したより高度な投資助言機能の追加に期待したい。また、GMOコインにおいては、API連携をさらに拡大し、他の投資助言サービスとの連携も検討することで、より多くの投資家にとって魅力的なプラットフォームとなるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「GMOコインの「外国為替FX」が投資助言サービス「GPT-Trade」とのAPI連携を開始 | GMOフィナンシャルホールディングス株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000781.000030257.html, (参照 2025-04-29).