
目次
記事の要約
- クロスキャットがDX推進支援フレームワーク「CC-Dash」のラインナップを拡充
- 新サービス「トータルデータ活用支援サービス」の提供を開始
- データ利活用における課題を抱える顧客を総合的に支援
クロスキャットがDX推進支援「CC-Dash」を拡充、トータルデータ活用支援を開始
株式会社クロスキャットは、DX推進支援フレームワーク「CC-Dash」のラインナップを拡充し、新サービス「トータルデータ活用支援サービス」を2025年4月28日に開始した。このサービスは、データ利活用に課題を抱える顧客に対し、コンサルティングからデータ活用基盤構築、運用までを総合的に支援するものだ。
特に、DX推進の第一歩であるデータ収集・整理段階での支援に強みを発揮し、組織内外に散在するデータの抽出・収集から、用途に応じたデータ変換・加工、格納先への送出までを丁寧にサポートする。独立系SIerとしての強みを活かし、既存システムとの連携や新規システムの導入など、顧客の環境に合わせた柔軟な対応も可能だ。
部分的な支援から包括的なワンストップサービスまで、顧客のデータ利活用の状況に応じて必要な支援を組み合わせた提供を行う。情報システム、経営企画、DX推進など、様々な部門のDX推進をサポートしていく方針だ。
トータルデータ活用支援サービスの概要
支援内容 | 詳細 |
---|---|
データ分析環境の把握 | データ活用における障壁や課題を特定 |
データ活用方針を決定 | 目的とゴールを明確にし、対応方針を決定 |
データの整理 | データを正しく利用するための整備 |
データの収集 | データの収集・連携手法を決定 |
データの可視化 | 使いやすく正しいデータを提供し、可視化 |
データ利活用の運用/予測 | データ活用を継続し、将来予測に活用 |
CC-Dash(CC-Digital activation service hub)について
CC-Dashは、データ活用によって顧客のDX推進を支援するクロスキャット独自のフレームワークである。以下のような特徴がある。
- DX推進の各フェーズに対応
- テンプレート化された各種コンサルティング
- ソリューションサービスのラインナップを随時拡充
CC-Dashは、顧客のDX推進状況に合わせた支援策をワンストップで提供する。アライアンス等によってソリューションサービスのラインナップを随時追加・拡充していくことで、顧客の多様なニーズに対応していく。
トータルデータ活用支援サービスに関する考察
クロスキャットが提供を開始した「トータルデータ活用支援サービス」は、多くの企業が抱えるデータ利活用の課題解決に貢献する可能性を秘めている。特に、データの収集・整理というDX推進の初期段階でつまずく企業が多い現状において、このサービスは大きな助けとなるだろう。
一方で、データ活用においては、セキュリティ対策や個人情報保護といった問題も考慮する必要がある。これらの問題に対しては、適切なセキュリティ対策の実施や、個人情報保護に関する法令遵守の徹底が求められるだろう。クロスキャットには、これらの点にも配慮したサービス提供を期待したい。
今後は、AI技術を活用したデータ分析や、データに基づいた意思決定支援など、より高度なサービスへの展開が期待される。また、中小企業や地方企業など、DX推進が遅れている企業への支援も強化していくことで、より多くの企業がデータ利活用の恩恵を受けられるようになるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「クロスキャット、DX推進支援フレームワーク「CC-Dash」のラインナップを拡充、「トータルデータ活用支援サービス」提供開始 | 株式会社クロスキャットのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000025288.html, (参照 2025-04-29).