
目次
記事の要約
- ツネイシホールディングスがクラウドワークフローkickflowを導入
- オンプレミス型からの移行で保守が不要なクラウドシステムへ
- 情シス以外の現場部門でもメンテナンス可能
ツネイシホールディングスがクラウドワークフローkickflowを導入
株式会社kickflowは、エンタープライズ企業向けクラウドワークフロー「kickflow」が、ツネイシホールディングス株式会社の社内ワークフローシステムに採用されたことを2025年4月30日に発表した。これにより、80社以上のグループ・協力会社を含めた業務効率化が期待されるだろう。
ツネイシホールディングスは、オンプレミス型ワークフローシステムの保守切れを機に、クラウドシステムへの移行を決定した。新たに導入したシステムは操作性が高く、情報システム部門以外の現場部門でもメンテナンスが可能になるため、メールやエクセルで行われていた社内申請もkickflowに集約できると期待されている。
kickflowは、中堅・大企業向けに開発されたクラウド型稟議・ワークフローシステムであり、300社以上の課題ヒアリングを通じて開発された。「組織変更、人事異動に強い」「豊富なAPI」「洗練されたUIUX」「高度なセキュリティ支援機能」など、エンタープライズ企業のニーズに応える機能を搭載している。
kickflowの主な機能
項目 | 詳細 |
---|---|
対象 | 中堅・大企業 |
特徴 | 組織変更、人事異動に強い |
機能 | 豊富なAPI、洗練されたUIUX |
セキュリティ | 高度なセキュリティ支援機能 |
実績 | 従業員数百〜数千名規模での運用実績 |
クラウドワークフローについて
クラウドワークフローとは、従来の紙ベースやオンプレミス型のシステムに代わり、クラウド上でワークフローを管理・実行するシステムのことである。以下のような利点がある。
- 場所を選ばずに利用可能
- 導入・運用コストの削減
- 柔軟なカスタマイズ性
クラウドワークフローは、インターネット環境があればどこからでもアクセスできるため、リモートワークや多様な働き方を支援する。また、初期投資やメンテナンス費用を抑えられ、企業の規模やニーズに合わせて柔軟にシステムを構築できる。
kickflow導入に関する考察
ツネイシホールディングスがkickflowを導入したことは、大企業におけるワークフローシステムのクラウド化を推進する上で重要な事例となるだろう。オンプレミス型システムの保守切れを契機に、クラウド化によるコスト削減や運用効率の向上を目指す企業にとって、kickflowは有力な選択肢の一つとなり得る。
今後の課題としては、導入後の運用定着支援や、既存システムとの連携における技術的なサポート体制の強化が挙げられる。これらの課題に対しては、kickflowを提供する株式会社kickflowが、導入企業に対する手厚いサポートを提供することで、スムーズな移行と効果的な運用を実現することが期待されるだろう。
将来的には、AIを活用したワークフローの自動化や、RPA(Robotic Process Automation)との連携による業務効率化など、更なる機能拡張が期待される。また、ツネイシホールディングスのような大企業での導入事例が増えることで、kickflowの信頼性が高まり、更なる導入企業の増加に繋がるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「グループ・協力会社も含めて80社以上で展開!ツネイシホールディングスがクラウドワークフローkickflowを導入 | 株式会社kickflowのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000082972.html, (参照 2025-05-01).