テクノアがAI類似図面検索Ver.3.0を発表、形状と文字のハイブリッド検索で図面管理を効率化

テクノアがAI類似図面検索Ver.3.0を発表、形状と文字のハイブリッド検索で図面管理を効率化
PR TIMES より

記事の要約

  • テクノアがAI類似図面検索Ver.3.0を2025年5月15日より販売開始
  • AI-OCR技術を新たに組み込み、形状と文字の両面から検索できるハイブリッド検索を実現
  • 図面検索に関係した業務全体の効率性を飛躍的に向上

テクノアがAI類似図面検索Ver.3.0を2025年5月15日に販売開始

株式会社テクノアは、AIによる形状解析とAI-OCR機能を一体化した『AI類似図面検索』の最新バージョン(Ver.3.0)を、2025年5月15日(木)より販売開始する予定だ。今回のバージョンアップでは、これまで培ってきた高精度の形状認識技術に加え、AI-OCR技術を新たに組み込んでいる。

これにより、図面の形状と図面上の文字情報を自動認識し、「形状」と「文字」の両面から検索できる「ハイブリッド検索」を実現した。また、図面のファイル名変更機能や付帯情報管理機能も強化し、図面検索に関係した業務全体の効率性を飛躍的に向上させる。

AI-OCR機能は、図面内に記載された情報(活字や手書き文字)を高精度に読み取り、データ化することが可能だ。その結果、形状と文字の両面からの検索(ハイブリッド検索)により、設計部門でのさらなる活用が見込まれる。

AI類似図面検索Ver.3.0の主な機能

項目詳細
製品名AI類似図面検索Ver.3.0
販売開始日2025年5月15日(木)
主な機能形状と文字のハイブリッド検索、ファイル名変更、付帯情報管理
追加機能AI-OCR機能による文字情報読み取り

AI-OCR技術について

AI-OCR技術とは、AI技術を活用した光学文字認識(OCR)の進化形であり、画像やPDFなどから活字や複雑なレイアウトの文字を高精度に抽出し、テキストデータ化する技術のことである。主な特徴は以下の通りだ。

  • 画像やPDFから高精度に文字を抽出
  • 活字だけでなく手書き文字にも対応
  • 複雑なレイアウトの文字も認識可能

AI-OCR技術は、従来のOCR技術に比べて認識精度が大幅に向上しており、図面や書類の電子化、データ入力の自動化など、様々な分野での活用が期待されている。

AI類似図面検索Ver.3.0に関する考察

AI類似図面検索Ver.3.0の販売開始は、製造業における図面管理の効率化に大きく貢献することが期待される。特に、AI-OCR技術を組み込んだことで、図面の形状だけでなく文字情報も検索キーとして利用できるようになった点は非常に大きいだろう。

今後の課題としては、AI-OCRの認識精度をさらに向上させることや、様々な図面形式への対応が挙げられる。これらの課題に対しては、AIの学習データを増やすことや、新しい図面形式に対応したアルゴリズムの開発などが考えられるだろう。

将来的には、AI類似図面検索が図面管理だけでなく、設計・開発プロセス全体を効率化するプラットフォームへと進化することが期待される。また、中小製造業のDX推進に貢献することで、企業競争力強化にもつながるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「AIによる形状解析×「AI-OCR機能」を一体化した『AI類似図面検索』新バージョンを発表 | 株式会社テクノアのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000053131.html, (参照 2025-05-01).

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