
目次
記事の要約
- DIMENSIONがfindに追加出資
- 落とし物クラウドfindの事業拡大を支援
- オリックスとの資本業務提携締結
DIMENSION株式会社による株式会社findへの追加出資
DIMENSION株式会社は2025年5月1日、「落とし物クラウドfind」を提供する株式会社findに追加出資したことを発表した。findは全国29社、約2300ヶ所でサービスを展開しており、落とし物の発見を支援するサービスを提供しているのだ。
findは、導入企業が拾得し一定期間保管後に所有権を得た落とし物をフリマアプリ「メルカリ」で販売する、全国初のリユースによる循環型モデルの実証実験も実施している。開始1ヶ月でfindアカウントのフォロワーは8000人を突破しており、持続可能な事業モデルの構築を目指している。
DIMENSIONは、findの事業拡大と高い結束力・実行力を評価し、追加出資を決定した。今回のラウンドで締結されたオリックスとの資本業務提携を通じて、オリックスグループが運営する多様な施設への導入や全国の営業ネットワークの活用により、findの導入推進が大きく加速することが期待されるのだ。
findとDIMENSION、オリックスに関する情報
項目 | find | DIMENSION | オリックス |
---|---|---|---|
代表者 | 高島 彬 | 宮宗 孝光 | – |
所在地 | 東京都港区西新橋3丁目13番3号 BIZCORE西新橋11階 | 東京都港区虎ノ門5-9-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB棟 5階 | – |
設立 | 2021年12月1日 | 2019年7月 | – |
事業内容 | 「落とし物クラウドfind」並びに附随サービスの開発・提供・運営 | ベンチャー投資ファンド「DIMENSION」の運用・管理 | – |
資本業務提携について
DIMENSIONによるfindへの追加出資は、findの事業拡大を支援する目的で行われた。この出資は、findの高い成長性と、高島代表を中心としたチームの結束力・実行力への信頼に基づいているのだ。
- 事業拡大の支援
- オリックスとの連携強化
- サービス導入の加速
オリックスとの資本業務提携により、オリックスグループの施設への導入や営業ネットワークを活用し、findのサービス展開が加速すると期待される。
findへの追加出資に関する考察
今回の追加出資は、findの事業拡大にとって大きな追い風となるだろう。オリックスとの連携により、サービス導入が加速し、更なるユーザー獲得が見込める。しかし、競合サービスの台頭や、リユースモデルの普及における課題への対応も必要となるだろう。
今後起こりうる問題としては、リユースモデルにおける法的・倫理的な課題や、個人情報の取り扱いに関する懸念などが挙げられる。これらの問題に対しては、透明性のある運営体制の構築や、適切な法令遵守が重要となる。また、ユーザー体験の向上や、多様な落とし物に対応できる機能の追加も必要となるだろう。
今後期待したいことは、findが「落とし物が必ず見つかる世界」というビジョンを実現することだ。そのために、技術革新によるサービス向上や、社会全体の落とし物問題への意識改革への貢献が不可欠である。DIMENSIONやオリックスとの連携を活かし、更なる発展を遂げてほしい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「落とし物クラウドfind」を提供する 株式会社findに追加出資 | DIMENSION株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000050727.html, (参照 2025-05-02).