
目次
記事の要約
- フェイスネットワークがIEMANE®を導入
- GranDuo、THE GRANDUOシリーズに導入開始
- 入居者向け書類のデジタル化を実現
フェイスネットワーク、IEMANE®導入開始を発表
株式会社フェイスネットワークは2025年5月1日、家電や住宅設備の情報をPCやスマートフォンで一元管理できるサービス『IEMANE®』を、自社開発物件「GranDuo」「THE GRANDUO」シリーズに導入開始したと発表した。これは、賃貸物件の入居時書類の膨大化による入居者と業務双方の負担軽減、そしてペーパーレス化による環境配慮を目的としているのだ。
本サービスにより、入居者はウェブサイトやアプリからIDとパスワードを入力するだけで、各種書類を閲覧できるようになる。また、自身で購入した製品も登録可能で、複数の取扱説明書や保証書の一元管理が可能となる。退去後も登録情報は閲覧可能だ。
フェイスネットワークは、書類準備の簡素化、物件設備状況の把握、入居者からの問い合わせへの迅速な対応が可能になるとしている。今後、既存物件への順次導入と、新規物件への標準採用を進めていく予定だ。
同社は、東京城南3区エリアを中心に新築一棟RCマンションによる不動産投資支援事業を展開しており、250棟以上の新築一棟マンションをプロデュースしている。独自のブランド「GranDuo」を展開し、城南3区エリアでの新築一棟RCマンション竣工棟数No.1を誇る。
IEMANE®導入による効果と今後の展開
項目 | 詳細 |
---|---|
導入サービス | IEMANE® |
導入物件 | GranDuo、THE GRANDUOシリーズ |
導入目的 | 入居者向け書類のデジタル化による利便性向上と業務効率化、ペーパーレス化 |
入居者メリット | PC・スマートフォンでの書類閲覧、複数書類の一元管理、退去後も閲覧可能 |
企業メリット | 書類準備の削減、設備状況の把握、迅速な問い合わせ対応 |
今後の展開 | 既存物件への順次導入、新規物件への標準採用 |
IEMANE®の概要
IEMANE®は、家電や住宅設備に関する情報をデジタル管理し、PCやスマートフォンで閲覧できるWEBサービスだ。取扱説明書や保証書などの書類をデータ化しクラウド上に保管することで、入居者はいつでも簡単に書類を閲覧できるようになる。
- デジタル管理による利便性向上
- PC・スマートフォン対応
- 複数書類の一元管理
これにより、入居者は紙媒体の書類を持ち歩く必要がなくなり、必要な情報をいつでもどこでも確認できるようになる。また、企業側も書類管理の手間を削減できるため、業務効率の向上に繋がるだろう。
IEMANE®導入に関する考察
IEMANE®の導入は、入居者にとって利便性の向上、企業にとって業務効率化という点で大きなメリットをもたらすだろう。紙媒体の書類を削減することで、環境問題への配慮も実現できる。しかし、システム障害やセキュリティ対策など、デジタル化に伴うリスクへの対応も重要となるだろう。
起こりうる問題としては、システムのダウンタイムによる書類閲覧不能や、データ漏洩のリスクなどが考えられる。解決策としては、冗長化システムの構築や、セキュリティ対策の強化、定期的なシステムメンテナンスなどが挙げられる。万が一の事態に備えたバックアップ体制も必要不可欠だ。
今後追加してほしい機能としては、AIによる書類検索機能や、多言語対応などが考えられる。これにより、さらに利便性が向上し、より多くのユーザーに利用してもらえるようになるだろう。また、将来的には、スマートホームシステムとの連携なども期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク 家電や住宅設備の情報をPCやスマートフォン上で一元管理可能なサービス『IEMANE®』を「GranDuo」「THE GRANDUO」シリーズに導入開始 | 株式会社FAITHNETWORKのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000287.000026725.html, (参照 2025-05-02).