
目次
記事の要約
- LeRIRO福岡、パーソルビジネスプロセスデザイン、ZEROがフードロス削減で連携開始
- ZERO BOXを活用し、うきは市の農産物などを再流通
- 5月4日の試合でZERO BOX初披露、商品サンプリングを実施
LeRIRO福岡とパートナー企業によるフードロス削減連携
ZERO株式会社は2025年5月2日、NTTジャパンラグビー リーグワン所属のLeRIRO福岡、ゴールドパートナーであるパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社との地域連携を発表した。この連携では、ZEROが展開するフードロス削減に向けた無人販売機『ZERO BOX』を活用し、福岡県うきは市の農産物や流通困難な食品の再流通を目指すのだ。
LeRIRO福岡はホームゲームなどでフードロス問題への認知度向上を図り、ファンや地域住民との接点を創出する役割を担う。ZERO BOXは平時におけるフードロス削減に加え、災害時には非常食や衛生用品の供給インフラとしても機能し、地域の防災力向上にも貢献する予定だ。
具体的な取り組みとして、2025年5月4日(日)に久留米総合スポーツセンター陸上競技場で行われるマツダスカイアクティブズ広島戦で、来場者へのフードロス削減商品のサンプリング配布と、LeRIRO福岡オリジナルデザインの「ZERO BOX」の初披露が予定されている。この取り組みは、スポーツチームの社会貢献活動とフードロス削減、災害対策を融合させた日本初のモデルケースとなるだろう。
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、プロセスデザイン力や組織・人材マネジメント力などを活かし、本プロジェクトを支援する。ZERO株式会社は、フードロスの削減を図る無人販売機『ZERO BOX』を活用し、流通困難な商品を再流通する取り組みを行なっている企業である。
連携概要
項目 | 詳細 |
---|---|
連携開始日 | 2025年5月2日 |
連携企業 | LeRIRO福岡、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社、ZERO株式会社 |
取り組み内容 | フードロス削減、地域災害インフラ整備 |
主なツール | ZERO BOX無人販売機 |
対象地域 | 福岡県うきは市周辺 |
イベント開催日 | 2025年5月4日 |
イベント会場 | 久留米総合スポーツセンター陸上競技場 |
イベント内容 | 商品サンプリング、ZERO BOX初披露 |
ZERO BOXについて
ZERO BOXは、フードロス削減を目的とした無人販売機である。賞味期限が迫っている、またはパッケージ変更などの理由で通常の販売ルートに乗らない食品を、安価に仕入れて提供する仕組みだ。
- フードロス削減
- 地産地消促進
- 災害時における非常食供給
全国に135台設置されており、一般消費者や企業従業員などが利用している。本プロジェクトでは、LeRIRO福岡オリジナルデザインのZERO BOXが導入される予定だ。
地域連携によるフードロス削減プロジェクトに関する考察
本プロジェクトは、スポーツチームの社会貢献活動とフードロス削減、災害対策を効果的に組み合わせた優れた取り組みであると言える。地域住民の参加促進や、ZERO BOXの利便性向上によって、フードロス削減効果はさらに高まるだろう。
しかし、継続的な運営には、企業の継続的な支援や、地域住民の積極的な参加が不可欠となる。また、ZERO BOXの設置場所や商品の種類、価格設定など、利用者のニーズに合わせた柔軟な対応が求められるだろう。これらの課題をクリアすることで、より持続可能なフードロス削減モデルを構築できる可能性がある。
将来的には、他の地域やスポーツチームへの展開も期待できる。さらに、ZERO BOXの機能拡張や、データ分析によるフードロス削減効果の可視化なども、今後の課題であり、期待事項である。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【日本初】リーグワン所属のLeRIRO福岡、パーソルビジネスプロセスデザイン、ZERO、と地域のフードロス削減に向けた連携を開始 | ZERO株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000100036.html, (参照 2025-05-03).