
目次
記事の要約
- ジェトロが米国現地滞在型プログラム「Beyond JAPAN Zero to X」の2025年度募集を開始
- 滞在費・プログラム費無料、米国3都市から選択可能、ビジネス成果重視のプログラム
- 2025年9月~11月派遣、応募締切は2025年5月20日
ジェトロ米国現地滞在型プログラム「Beyond JAPAN Zero to X」2025年度募集開始
ジェトロは、起業家・スタートアップCxO向けに米国3都市を中心とした現地滞在・カスタマイズ型プログラム「Beyond JAPAN Zero to X」の2025年度プログラム募集を、2025年5月7日に開始した。本プログラムは、滞在費・プログラム費が無料である点が大きな特徴だ。
参加者は、米国のビジネス・プロフェッショナルによるカスタマイズされたサポートを受けながら、主体的に活動し、自由度の高いスケジュールを組むことができる。2023年度・2024年度プログラムでは、資金調達や販売契約、人材採用、拠点設立など多くの成果につながっている。
2025年度プログラムでは、ロサンゼルス・シリコンバレー、オースティン、サンディエゴ(バイオ・ヘルステック)の3コースが用意され、3週間の米国滞在が可能だ。北米進出を加速させたい起業家は、奮って応募してほしい。
本プログラムは、ジェトロが実施するグローバルイノベーター創出プログラムの一環として提供されている。
プログラム概要
項目 | 詳細 |
---|---|
プログラム名 | Beyond JAPAN Zero to X |
対象 | スタートアップや米国展開を考える日本企業の社長/創業者やCXO、又は、それに準じる者、米国展開を含む具体的なビジネスアイディアを有する者 |
コース | Innovation Course(ロサンゼルス・シリコンバレー、オースティン)、Deep Tech Course(サンディエゴ) |
滞在期間 | 3週間 |
募集人数 | 50名程度 |
費用 | 無料(宿泊費・プログラム費) |
派遣時期 | 2025年9月~2025年11月 |
応募締切 | 2025年5月20日(火)23:59 JST |
ジェトロについて
ジェトロ(日本貿易振興機構)は、日本の企業の海外展開を支援する政府系機関である。グローバルイノベーター創出プログラムなど、様々な支援プログラムを提供している。
- 海外市場開拓支援
- 海外投資促進
- 貿易促進
ジェトロは、日本の経済成長と国際競争力の強化に貢献している。
Beyond JAPAN Zero to Xに関する考察
本プログラムは、費用負担なしで米国でのビジネス展開を促進できる点で非常に魅力的だ。参加者にとって、現地のビジネスプロフェッショナルからのサポートは大きなメリットとなるだろう。しかし、参加者自身の積極的な行動と明確なビジネスプランが成功の鍵となるため、準備不足は大きなリスクとなる可能性がある。
今後、プログラムの参加者数増加に伴い、サポート体制の充実や、より多様なニーズに対応できるプログラム設計が必要となるだろう。また、プログラム終了後のフォローアップ体制の強化も重要だ。参加企業の事業成長を継続的に支援することで、プログラムの価値を高めることができる。
将来的には、プログラムの対象国・地域を拡大したり、プログラム内容をさらに充実させることで、より多くの日本企業のグローバル展開を支援できるようになることを期待したい。また、プログラム参加者同士のネットワーク構築を促進する仕組みも必要となるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「ビジネスの成功や次に繋がる成果最優先!「Beyond Japan Zero to X」 2025年度プログラム募集受付開始! | 独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)スタートアップ課のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000071241.html, (参照 2025-05-08).