
目次
記事の要約
- ディー・オー・エス社の「SS1クラウド」がHENNGE Oneとシングルサインオン連携
- HENNGE OneユーザーはSS1クラウドへのアクセスが容易になる
- 多要素認証によるセキュリティ強化で安全なIT資産管理を実現
「SS1クラウド」と「HENNGE One」のシングルサインオン連携開始
株式会社ディー・オー・エスは2025年5月8日、クラウド型IT資産管理ツール「SS1クラウド」がHENNGE株式会社のクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」とのシングルサインオン連携に対応したことを発表した。これにより、「HENNGE One」を利用する企業は、「SS1クラウド」へのシングルサインオンが可能となるのだ。
この連携によって、企業は煩雑な複数ID・パスワード管理から解放され、IT資産管理の効率化が図れる。さらに、「HENNGE One」のIP制限やデバイス証明書などの多要素認証機能と組み合わせることで、セキュリティレベルも向上するだろう。安全かつ利便性の高いIT資産管理環境を実現できるのだ。
ディー・オー・エス社は、今後も「SS1クラウド」と連携するSaaSを増やし、企業の利便性と安全性の両立を支援していくとしている。この連携は、企業のIT資産管理におけるセキュリティ強化と業務効率化に大きく貢献するだろう。
「SS1クラウド」と「HENNGE One」連携概要
項目 | 詳細 |
---|---|
連携開始日 | 2025年5月8日 |
ツール名1 | SS1クラウド(ディー・オー・エス社) |
ツール名2 | HENNGE One(HENNGE株式会社) |
連携内容 | シングルサインオン |
メリット | 複数ID・パスワード管理からの解放、セキュリティ強化、IT資産管理効率化 |
セキュリティ対策 | IP制限、デバイス証明書などの多要素認証 |
シングルサインオン(SSO)について
シングルサインオン(SSO)とは、複数のシステムやサービスに一度の認証でアクセスできる仕組みのことだ。ユーザーはそれぞれのシステムごとにIDとパスワードを入力する必要がなく、一度ログインするだけで複数のシステムを利用できるようになる。
- 利便性向上
- セキュリティ強化
- パスワード管理の簡素化
SSOは、企業におけるITシステムの利用効率を向上させ、セキュリティリスクを軽減する上で重要な技術である。
「SS1クラウド」と「HENNGE One」連携に関する考察
今回の「SS1クラウド」と「HENNGE One」の連携は、IT資産管理のセキュリティと利便性を両立させる上で非常に有効な取り組みだと言える。ユーザーは、複数のシステムへのログインを簡素化できるだけでなく、多要素認証によるセキュリティ強化も同時に実現できる。しかし、連携設定や運用における課題も存在する可能性があるだろう。
例えば、連携設定の複雑さや、SSOによる認証エラー発生時の対応などが挙げられる。これらの問題を解決するためには、分かりやすいマニュアルの作成や、迅速なサポート体制の構築が重要となるだろう。また、将来的には、より高度なセキュリティ機能や、多様なSaaSとの連携機能の追加が期待される。
今後、両社の連携強化によって、より多くの企業が安全で効率的なIT資産管理を実現できるようになると期待している。特に、ハイブリッドワーク環境下におけるIT資産管理の課題解決に大きく貢献するだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「IT資産管理ツール「SS1クラウド」が、HENNGE Oneの連携ソリューションに追加 | 株式会社ディー・オー・エスのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000000813.html, (参照 2025-05-08).