外付けSSDとは?意味をわかりやすく簡単に解説

外付けSSDとは?意味をわかりやすく簡単に解説

外付けSSDとは

外付けSSDとは、パソコンやゲーム機などの外部に接続して使用する記憶装置です。内蔵SSDと同様に、フラッシュメモリを使用しているため、従来のHDDと比較して高速なデータ転送速度と優れた耐衝撃性を実現しています。持ち運びにも便利なコンパクトなものが多く、手軽に容量を増設できるのが大きな特徴です。

外付けSSDは、写真や動画などの大容量データを保存する用途に適しています。また、OSやアプリケーションをインストールして起動速度を向上させることも可能です。USBやThunderboltなどのインターフェースを介して接続し、簡単に利用を開始できます。

外付けSSDを選ぶ際には、容量、転送速度、インターフェース、サイズなどを考慮する必要があります。用途や予算に合わせて最適な製品を選択することが重要です。信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことも、長く安心して使用するためのポイントです。

外付けSSDの選び方

「外付けSSDの選び方」に関して、以下を解説していきます。

  • 容量と用途の検討
  • インターフェースと速度

容量と用途の検討

外付けSSDを選ぶ上で、まず重要なのが容量の検討です。保存するデータの種類や量によって必要な容量は大きく異なります。写真や動画などの大容量ファイルを保存する場合は、500GB以上の容量があると安心です。一方、文書ファイルや音楽ファイルが中心であれば、250GB程度でも十分な場合があります。

また、外付けSSDの用途も考慮する必要があります。データのバックアップ用として使用するのか、頻繁に持ち運んで使用するのかによって、適切な容量やサイズが変わってきます。用途に合わせて最適な容量を選ぶことが、外付けSSD選びの重要なポイントです。

用途推奨容量備考
文書保存250GB少量データ向け
写真保存500GB趣味利用に最適
動画編集1TB以上プロ用途にも対応
ゲーム1TB以上ロード時間短縮

インターフェースと速度

外付けSSDの性能を大きく左右するのが、インターフェースの種類と転送速度です。現在主流のインターフェースは、USBとThunderboltです。USBはType-AとType-Cがあり、それぞれ転送速度が異なります。ThunderboltはUSBよりも高速なデータ転送が可能ですが、対応するデバイスが限られます。

転送速度は、SSDの性能を最大限に引き出すために重要な要素です。高速なインターフェースとSSDの組み合わせによって、大容量データの転送時間を大幅に短縮できます。用途や予算に合わせて、最適なインターフェースと転送速度を持つ外付けSSDを選びましょう。

インターフェース最大転送速度特徴
USB 3.2 Gen 15Gbps汎用性が高い
USB 3.2 Gen 210Gbps高速データ転送
USB 3.2 Gen 2×220Gbps超高速データ転送
Thunderbolt 3/440Gbpsプロ用途に最適