
目次
記事の要約
- Earth hacksとパラレルが共同開発した脱炭素ゲーム「デカボン」を提供開始
- パラレルアプリ内でプレイ可能、CO2削減量でランキングを競う
- Z~α世代をターゲットに脱炭素行動の拡大を目指す
Earth hacksとパラレルが脱炭素ゲーム「デカボン」を提供開始
Earth hacks株式会社とパラレル株式会社は、2025年5月9日より、友達と遊べるたまり場アプリ「パラレル」内でプレイ可能な脱炭素ミニゲーム「デカボン」の提供を開始した。このゲームは、謎の生き物「デカボン」がCO2を食べる(削減する)量でランキングを競う仕組みになっているのだ。
「パラレル」アプリは、Z~α世代を中心に800万ダウンロードを突破している人気のSNSアプリである。Earth hacksは、生活者の声をもとに脱炭素関連商品・サービスの開発を目指すプラットフォームを展開しており、若年層の脱炭素行動拡大を目指して本ゲームを共同開発したのだ。
ゲーム内には「マイボトルを利用する」「宅配便を1回で受け取る」といった脱炭素アクションに関連するアイテムが登場する。ゲームをプレイしながら自然と脱炭素について学べる仕組みになっている。
「デカボン」ゲーム概要と「パラレル」アプリ情報
項目 | 詳細 |
---|---|
ゲーム名 | デカボン |
提供開始日 | 2025年5月9日 |
提供プラットフォーム | パラレルアプリ |
ゲーム内容 | CO2削減量でランキングを競うミニゲーム |
対象年齢層 | Z~α世代 |
パラレルアプリダウンロード数 | 800万ダウンロード突破 |
デカボン種類 | 16種類(今後増加予定) |
デカボスコアについて
デカボスコアは、Earth hacksが提供する商品やサービスの排出二酸化炭素削減率をスコア化した指標である。従来の製品と比較し、削減率(%)を表示することで、製品やサービスの環境貢献度を分かりやすく伝えることを目的としている。
- CO2e(温室効果ガス相当量)削減率をスコア化
- 環境貢献度の可視化
- 2025年3月時点で900以上の製品・サービスに導入
この指標を用いることで、消費者は環境配慮型の商品・サービスを選びやすくなり、企業は自社の環境への取り組みを明確に示せるようになるのだ。
「デカボン」に関する考察
「デカボン」は、ゲームというエンターテイメント性を通して、若年層に脱炭素への意識を高めるという点で非常に優れた取り組みだと言える。ゲームを通じて楽しみながら脱炭素について学ぶことができるため、従来の啓発活動よりも効果的に意識改革を促進できる可能性がある。
しかし、ゲームの継続的な利用を維持するための工夫が必要となるだろう。新しいデカボンの追加や、イベントの実施など、ユーザーの飽きを防止するためのアップデートが重要となる。また、ゲームを通じて得られた知識を現実世界での行動に繋げるための仕組みも検討する必要があるだろう。
将来的には、企業とのコラボレーションを通じて、より多くの脱炭素関連商品・サービスをゲーム内に取り入れることで、ユーザーの行動変容を促進できる可能性がある。さらに、ゲームのデータ分析を通じて、脱炭素に関するユーザーのニーズや課題を把握し、より効果的な啓発活動に繋げていくことも期待できる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「Earth hacksとパラレルが共同開発した、“脱炭素”を楽しく学べる新体験ゲーム「デカボン」を提供開始 | Earth hacks株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000122970.html, (参照 2025-05-13).