千株式会社、SDGs推進私募債発行で日本ユニセフ協会に寄付、保育テックサービス「はいチーズ!」事業拡大へ

千株式会社、SDGs推進私募債発行で日本ユニセフ協会に寄付、保育テックサービス「はいチーズ!」事業拡大へ
PR TIMES より

記事の要約

  • 千株式会社がSDGs推進私募債を発行
  • りそな銀行を引受先とし、日本ユニセフ協会に寄付
  • 保育テックサービス「はいチーズ!」の事業拡大資金

千株式会社がSDGs推進私募債を発行

千株式会社は2025年5月12日、株式会社りそな銀行を引受先として第1回無担保社債(SDGs推進私募債)を発行したと発表した。この私募債の発行額の0.1%相当額は、株式会社りそな銀行を通じて日本ユニセフ協会に寄付されるのだ。

千株式会社は、保育業界向けのインターネット写真販売サービス「はいチーズ!」を提供している企業である。同社は、写真と食の力で子どもの幸せを創ることを目指しており、今回の資金調達により、サービスの更なる拡充と社会貢献を目指すとしている。

日本ユニセフ協会への寄付は、世界の子どもの生命と成長を守る同協会の活動への賛同に基づいている。千株式会社は、持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を示しているのだ。

「はいチーズ!」は、保育園・幼稚園などの子どもを預かる施設や保護者とともに子どもの幸せを育むことを目指す、総合保育テックサービスである。写真販売、保育ICT、アルバム制作、動画撮影、給食・食育サービスなど、多様なサービスを提供している。

SDGs推進私募債と寄付先について

項目詳細
発行日2025年5月12日
引受先株式会社りそな銀行
債券種類第1回無担保社債(SDGs推進私募債)
寄付先日本ユニセフ協会
寄付額発行額の0.1%相当額
千株式会社事業総合保育テックサービス「はいチーズ!」
りそな銀行 SDGs推進私募債

日本ユニセフ協会について

日本ユニセフ協会は、世界の子どもの生命と成長を守る活動を行う公益財団法人だ。ユニセフとは協力協定を結び、先進国における募金・広報・アドボカシー活動を行っている。

  • ユニセフとの定期協議による事業計画
  • 世界32の国と地域にあるユニセフ協会との連携
  • 子どもの権利擁護と支援活動の実施

日本ユニセフ協会は、ユニセフの活動方針に基づき、子どもの権利擁護や支援活動を行っている。千株式会社は、同協会の活動に賛同し、寄付先として選定したのだ。

SDGs推進私募債発行に関する考察

千株式会社によるSDGs推進私募債の発行は、企業の社会貢献と事業拡大を両立させる優れた取り組みだと言える。日本ユニセフ協会への寄付は、企業の社会的責任を果たすだけでなく、ブランドイメージの向上にも繋がるだろう。しかし、私募債発行による資金調達には、金利負担や償還リスクといった課題も存在する。

今後、資金の使途や事業成果の透明性を高めることが重要となる。定期的な報告や情報公開を通じて、投資家や社会からの信頼を維持する必要があるだろう。また、SDGs推進私募債の認知度向上も課題の一つであり、より多くの企業が同様の取り組みを行うことで、社会全体の持続可能性に貢献できる可能性がある。

さらに、千株式会社は「はいチーズ!」サービスの更なる発展を目指していくべきだ。例えば、AIを活用した画像認識技術の導入や、多言語対応によるグローバル展開などが考えられる。これらの取り組みを通じて、より多くの子供たちと保護者にとって有益なサービスを提供し、社会に貢献していくことが期待される。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「子どもの成長を写真で記録するはいチーズ!、持続可能な社会を⽬指して『SDGs推進私募債』を発⾏ | 千株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000008125.html, (参照 2025-05-13).

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