Ankerが25000mAh大容量モバイルバッテリー新製品を発表、巻取り式ケーブルで携帯性向上

記事の要約

  • Ankerが25000mAh大容量モバイルバッテリーを発売
  • 巻取り式USB-Cケーブル一体型で携帯性向上
  • 最大4台同時充電可能、100W出力対応

Anker大容量モバイルバッテリー新製品発表

アンカー・ジャパン株式会社は、2025年5月8日より、巻取り式USB-Cケーブル一体型のモバイルバッテリー「Anker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式 USB-C ケーブル)」の販売を開始した。Anker初となる巻取り式ケーブル内蔵により、ケーブル忘れを防ぎ、外出時の荷物をコンパクトにできる点が特徴だ。

本製品は25000mAhの大容量バッテリーを搭載し、MacBook Airを1回以上、iPhone 16を4回以上充電可能である。単ポート最大100W、合計最大165Wの出力を実現しており、複数の機器を同時に急速充電できる。本体にはバッテリー残量や充電状況を表示するディスプレイも搭載されている。

さらに、Anker独自の多重保護システム「ActiveShield 2.0」を搭載し、安全性を高めている。巻取り式USB-Cケーブルに加え、一体型のUSB-CケーブルとUSB-Aポート、USB-Cポートを備え、最大4台の機器を同時充電できる点が大きな利点だ。

Anker Japan公式オンラインストア、直営店AnkerStore、Amazon.co.jp、楽天市場、および一部家電量販店にて販売される。

製品仕様と販売情報

項目詳細
製品名Anker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式 USB-C ケーブル)
バッテリー容量25000mAh
入力USB-C ケーブル / ポート:5-11V=3A / 5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A(最大 100W)
出力USB-C ケーブル / ポート:5-11V=3A / 5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A(最大 100W)
USB-A 出力:5-11V=3A / 5V=3A / 9V=2A / 10V=2.25A / 12V=1.5A(最大 33W)
合計出力:最大 165W
サイズ約158×54×49mm
重さ約595g
カラーブラック / シルバー
販売価格税込 14,990円
販売開始日2025年5月8日
Anker製品ページ

ActiveShield 2.0について

Anker独自の多重保護システム「ActiveShield 2.0」は、1秒あたり約35回の温度管理と接続端末の保護システムによって、機器を24時間保護する。過電流、過電圧、短絡、過熱などからデバイスを守る機能を備えている。

  • 過電流保護
  • 過電圧保護
  • 温度管理機能

これにより、安心してモバイルバッテリーを使用できる環境を提供するのだ。

Anker Power Bankに関する考察

Anker Power Bankは、大容量バッテリーと複数の出力ポート、そして巻取り式ケーブルという利便性を兼ね備えた製品である。ビジネスパーソンにとって、外出先での充電切れの心配を軽減できる点は大きなメリットだ。しかし、高出力による発熱や、ケーブルの耐久性に関する長期的な信頼性については、今後の検証が必要となるだろう。

起こりうる問題としては、高出力による発熱や、長期間の使用によるケーブルの劣化などが考えられる。解決策としては、より高度な温度管理システムの開発や、ケーブル素材の改良などが挙げられる。さらに、ワイヤレス充電機能の追加や、よりコンパクトなデザインなども検討できるだろう。

将来的には、より高速な充電に対応したモデルや、異なるコネクタに対応したケーブルの追加などを期待したい。また、環境に配慮した素材の使用など、サステナビリティへの取り組みも重要になってくるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. Anker.「巻取り式USB-Cケーブル⼀体型のモバイルバッテリー「Anker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式 USB-C ケーブル)」 | アンカー・ジャパン」.https://corp.ankerjapan.com/posts/538, (参照 2025-05-13).

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