
目次
記事の要約
- Oplus株式会社がシフト管理DXサービス「oplus」の業務セクション機能をアップデート
- デイリーシフト内での時間別の業務スケジュールに対応
- 業務セクションごとの必要人数管理も可能に
Oplusシフト管理DXサービス「oplus」アップデート
Oplus株式会社は2025年5月13日、シフト・勤怠管理DXサービス「oplus」の「業務セクション」機能をアップデートしたと発表した。このアップデートにより、日単位のシフト(デイリーワークスケジュール)で、時間別の業務スケジュールと必要人数を管理できるようになったのだ。
従来の「デイリーワークスケジュール」機能では、「早番・中番・遅番」や「時短」などの業務を日単位で管理していたが、今回のアップデートで詳細な業務内訳(例:レジ・品出し・発注・休憩など)をラベル登録できるようになった。各スタッフに時間帯ごとに業務セクションを割り当てることで、業務内容を反映したデイリーシフトを作成できるようになったのだ。
小売業やサービス業など、デイリーの業務内訳が多岐にわたる企業にとって、この機能は業務効率化に大きく貢献するだろう。スタッフはスマートフォンアプリから勤務日の業務内容とスケジュールを事前に把握できるため、業務遂行の精度向上も期待できる。
シフト作成後、日ごとのスケジュールから各スタッフに業務セクションを割り当て、シフト上にExcel感覚で反映できる。業務セクションごとの各時間帯の必要人数も管理できるため、日々の必要な業務を効率良く確実に行えるように管理できるのだ。
oplusの機能とプラン
機能 | 詳細 |
---|---|
デイリーワークスケジュール | 日単位のシフト管理・作成 |
業務セクション | 時間別の業務スケジュールと必要人数の管理 |
自動シフト作成機能 | 出勤インターバルや連勤アラートに対応 |
勤怠管理機能 | ニーズに合わせた打刻方法を選択可能 |
有休管理機能 | 残有休数の管理 |
oplus chat | 低価格で利用可能なチャットサービス |
他サービス連携 | 「ミナジン勤怠管理」、「KING OF TIME」、「マネーフォワード クラウド勤怠」など |
業務セクション機能について
「業務セクション」機能は、日単位のシフト作成において、時間帯ごとの業務内容と必要人数を詳細に管理できる機能だ。
- 業務内容の明確化
- 人員配置の最適化
- 業務スケジュールの可視化
これにより、スタッフの業務負担軽減やシフト作成の効率化、ひいては顧客満足度の向上に繋がるだろう。
oplusアップデートに関する考察
今回の「業務セクション」機能のアップデートは、日々の業務内容が複雑な企業にとって非常に有用な改善だ。時間帯ごとの業務内容を明確に把握できることで、スタッフの業務効率が向上し、ミスの減少にも繋がるだろう。しかし、導入にあたっては、既存システムとの連携や従業員の教育など、いくつかの課題も考えられる。
例えば、既存のシフト管理システムとのデータ連携がスムーズに行われない場合、データ入力の手間が増加し、かえって業務効率が悪化する可能性がある。また、従業員が新しいシステムの使い方を理解するまでには、ある程度の時間を要するだろう。そのため、導入前に十分な説明とトレーニングを行うことが重要だ。
今後、さらに高度な機能が追加されることを期待したい。例えば、AIを活用した最適な人員配置の提案機能や、リアルタイムでの業務進捗状況の把握機能などが考えられる。これらの機能が追加されれば、より効率的で精度の高いシフト管理が可能になるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「シフト管理DXサービス「oplus」、「業務セクション」機能をアップデート。デイリーシフト内での時間別の業務スケジュールに対応! | Oplus株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000096553.html, (参照 2025-05-14).