
目次
記事の要約
- Scene Live社がアウトバウンドコールシステム『lisnavi』に新機能を追加
- 権限設定と管理者プロジェクト割当機能がリリースされた
- 情報管理の精度向上、安全で柔軟な運用を実現
株式会社Scene Liveは2025年5月13日、アウトバウンドコールシステム『lisnavi』に権限設定に関する2つの新機能をリリースした。このリリースにより、発信業務の運用における情報管理の精度向上が可能となり、より安全で柔軟な運用が実現するのだ。
新機能は、各管理者ごとのサイドメニューの閲覧・操作範囲を制限できる「権限設定」機能と、管理者ごとにアクセスできるプロジェクトを限定できる「管理者プロジェクト割当」機能である。これにより、誤操作や不要な情報へのアクセスを防ぎ、セキュアな運用体制を構築できる。
複数のプロジェクトを同時に運用する組織においても、管理者は自身に割り当てられたプロジェクトのみにアクセス・操作が可能となる。意図しない変更や操作を防ぐとともに、情報漏洩リスクの低減にもつながるのだ。プロジェクトごとの明確な権限設定により、担当範囲に集中できる環境を実現する。
機能名 | 詳細 |
---|---|
権限設定 | 各管理者ごとに、サイドメニューの閲覧・操作範囲の制限が可能 |
管理者プロジェクト割当 | 管理者ごとにアクセスできるプロジェクトを限定可能 |
『lisnavi』は、電話業務の効率化と生産性向上に特化したアウトバウンド向けコールシステムだ。オートコール機能×ダッシュボード機能で、発信から振り返りまでのフローをワンストップで効率化している。
- オートコール機能
- ダッシュボード機能
- 柔軟なカスタマイズ性
多くの案件・商材を抱える企業から選ばれている。
今回の『lisnavi』の新機能リリースは、大規模組織における情報管理の課題解決に大きく貢献するだろう。権限設定の強化により、セキュリティリスクの軽減と業務効率の向上が期待できる。しかし、新機能の導入に伴い、管理者側の教育や運用ルール整備が不可欠となる。
今後、より高度な権限管理機能や、多様なユーザーロールへの対応が求められる可能性がある。例えば、特定のデータへのアクセス権限を細かく設定できる機能や、ロールベースのアクセス制御(RBAC)の導入などが考えられる。これにより、より柔軟で安全な情報管理体制を構築できるだろう。
さらに、AIを活用した不正アクセス検知機能や、操作ログの自動分析機能などの追加も期待したい。これらの機能により、潜在的なリスクを早期に発見し、迅速に対応することが可能になるだろう。継続的な機能改善とセキュリティ強化によって、lisnaviは企業の成長に貢献し続けるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「アウトバウンドコールシステム『lisnavi』、権限設定に関する新機能をリリース | 株式会社Scene Liveのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000090268.html, (参照 2025-05-14).