
目次
記事の要約
- グラフィソフトジャパンがArchicad体感セミナーを全国で開催
- 東京、福岡、大阪で6月開催、BIM導入支援を目的とする
- IT補助金活用やデジタル申請への対応を支援
グラフィソフトジャパン、Archicad体感セミナー全国ロードショー開催
グラフィソフトジャパン株式会社は、BIMソフトウェアArchicadの体感セミナーを2025年6月3日(火)東京、6月4日(水)福岡、6月5日(木)大阪で開催すると発表した。各会場で講演内容が異なり、BIM導入を検討している設計者向けに、導入メリットやワークフロー、ユーザー事例などを紹介する予定だ。
セミナーでは、Archicadを使用している講師が講演を行い、質疑応答の時間も設けられる。IT補助金2025の活用やデジタル申請への移行といった現状を踏まえ、BIM導入によるリターンやパフォーマンス向上、導入期間など、参加者の疑問に答える機会となるだろう。カスタマーサクセス、セールスのメンバーが来場者を迎える予定である。
各会場共通で講演内容が異なるため、詳細は各会場の詳細を確認する必要がある。東京会場は不動産業/住宅メーカー向け、福岡会場は総合建設業向け、大阪会場は建築設計事務所向けにそれぞれ内容が調整されているのだ。
セミナー詳細
会場 | 開催日 | 時間 | 対象 | ゲスト講演 |
---|---|---|---|---|
東京 | 2025年6月3日(火) | 14:00-16:30 | 不動産業/住宅メーカー | OPENBIMで広がる未来への展望 ~設計・原価連携DX運用~ |
福岡 | 2025年6月4日(水) | 14:00-16:30 | 総合建設業 | Archicadデフォルト機能での施工図作成 |
大阪 | 2025年6月5日(木) | 14:00-16:30 | 建築設計事務所 | ふだんづかいの設計ツール |
BIMについて
BIMとは、Building Information Modelingの略で、建物の情報をデジタルデータとして3次元モデルで管理する手法である。近年、建築業界ではデジタル化が加速しており、BIM導入は業務効率化やコスト削減に繋がるだけでなく、国土交通省の求めるBIM図面審査の項目を満たすArchicadは、2026年のデジタルデータによる建築確認申請本格化に向けて最適なソリューションと言えるだろう。
- 設計情報の共有・連携の効率化
- コスト管理の精度向上
- 設計変更への迅速な対応
Archicadは、チームワーク機能を備え、小規模設計事務所や個人設計者にも使いやすい設計となっている。クラウドベースでのプロジェクト運営管理ができるArchicad Collaborateもキャンペーン中だ。
Archicad体感セミナーに関する考察
本セミナーは、BIM導入を検討している設計者にとって、Archicadの機能や導入効果を直接確認できる貴重な機会となるだろう。実際にArchicadを使用している講師からの説明や質疑応答を通して、導入に関する不安や疑問を解消できる点が大きなメリットだ。しかし、セミナー参加者にとって、自身の業務内容にArchicadがどれだけ適合するのか、導入後の運用方法などを事前に十分に検討しておく必要があるだろう。
今後、BIM導入がさらに普及していく中で、BIMデータの互換性やデータ管理に関する課題が出てくる可能性がある。セミナーでは、こうした課題への対応策についても触れられると、より有益な情報提供となるだろう。また、Archicadの機能向上や、BIM関連の最新技術動向に関する情報提供も期待したい。
さらに、セミナー後のフォローアップ体制の充実も重要だ。導入支援や技術サポート体制の強化によって、参加者がスムーズにBIMを導入し、活用できるようサポートしていくことが、セミナーの成功に繋がるだろう。Archicadの更なる機能拡張や、他ソフトウェアとの連携強化にも期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「BIM導入を決めかねている方必見!! [ Archicad を体感できる 現地開催セミナー 全国ロードショー 東京・福岡・大阪にて開催決定] | グラフィソフトジャパン株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000047988.html, (参照 2025-05-14).