CARTA MARKETING FIRM、Snowflake Summit 25でTerraform活用事例を発表、データ基盤構築の効率化に貢献

PR TIMES より

記事の要約

• CARTA MARKETING FIRMの近森淳平氏と竹内晴貴氏がSnowflake Summit 25に登壇
• 6月5日、Terraformを用いたセルフサービスデータプラットフォーム構築について発表
• データオーナーの自律的な開発促進とインフラ管理の効率化がテーマ

CARTA MARKETING FIRM登壇者によるSnowflake Summit 25セッション

株式会社CARTA MARKETING FIRMは、2025年6月2日〜5日にサンフランシスコで開催されるSnowflake Summit 25への登壇を発表した。同社のVPoD近森淳平氏とデータエンジニア竹内晴貴氏が、6月5日にセッションを行う予定だ。

セッションタイトルは「Scaling Snowflake with Terraform: Building a Self-Service Data Platform」である。データドリブン経営におけるデータオーナーの自律的な開発を促進するための、Terraformを活用したデータプラットフォーム構築について発表する予定だ。

発表内容は、Terraform Snowflake Providerを用いたインフラ管理の効率化と、ガバナンス維持とデータオーナーへの開発プロセスの委譲を実現した具体的なアプローチ、そして「安定性」と「俊敏性」の両立を実現したプロセスと学びを紹介する内容となる。

本セッションでは、データオーナーが自律的に開発できる環境構築の重要性と、その実現に向けた具体的な方法論が示されるだろう。

Snowflake Summit 25登壇概要

Terraformについて

Terraformは、インフラストラクチャをコードとして管理するためのツールである。宣言的な構成ファイルを用いて、テクノロジー環境やオンプレミス環境のインフラストラクチャを自動的に構築、変更、削除することができる。

• インフラストラクチャのコード化による管理の容易化
• 複数環境の一貫性維持
• 変更履歴の追跡とロールバックの容易さ

Snowflakeとの連携により、データウェアハウス環境の構築や管理を効率化できる点が大きなメリットだ。

CARTA MARKETING FIRMのSnowflake Summit 25登壇に関する考察

CARTA MARKETING FIRMによるSnowflake Summit 25への登壇は、同社のデータドリブン経営への取り組みと、Terraformを用いたデータ基盤構築における高い技術力を示すものだ。セルフサービスデータプラットフォームの構築はの民主化と迅速な意思決定に繋がるため、多くの企業にとって大きなメリットとなるだろう。

しかし、セルフサービス化によるデータガバナンスの維持や、Terraformの導入・運用における技術的な課題も存在する可能性がある。適切な教育やサポート体制の構築、そしてセキュリティ対策の強化が重要となるだろう。

今後、より高度な自動化機能や、多様なデータソースへの対応、そしてより直感的なユーザーインターフェースなどが求められるだろう。CARTA MARKETING FIRMの今後の取り組み、そしてSnowflakeプラットフォームの進化に期待したい。

参考サイト/関連サイト