
目次
記事の要約
- CBS社がFloモニターアームをリニューアル
- オルガテック東京2025で初展示
- サステナビリティに配慮した設計
CBSの新Floモニターアーム発表
エルゴノミクスソリューションメーカーのColebrook Bosson Saunders(CBS)は、2025年5月14日に新型Floモニターアームを発表した。15年ぶりのリニューアルとなるこの製品は、6月3日~5日に東京ビックサイトで開催されるオルガテック東京2025で初公開されるのだ。
新型Floモニターアームは、最大34インチ、湾曲1000R、重量2~7kgまでのモニターに対応する。ミニマリストデザインはそのままに、質感とカラーブロック仕上げが刷新された。エルゴノミックな調整機能も拡張され、モニターの高さ、距離、角度を最適化できるようになっている。
サステナビリティにも配慮し、材料の種類を減らし、リサイクル素材を49%使用、製品全体が100%リサイクル可能となっている。耐久性も重視されており、12年間の保証が付いている。また、プラスチックを使用しないパッケージを採用し、環境負荷の低減にも取り組んでいるのだ。
オルガテック東京2025では、新型Floモニターアームに加え、Flo Xモニターアーム、Flo Xデュアルマウント、Ondoケーブルマネジメントなども展示される。新型Floモニターアームの内部構造を見られる特別展示も予定されている。
オルガテック東京2025とCBS製品
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | オルガテック東京2025 |
開催期間 | 2025年6月3日~5日 |
開催場所 | 東京ビックサイト |
出展社 | Colebrook Bosson Saunders(CBS)他約160社 |
展示製品 | 新型Floモニターアーム、Flo Xモニターアーム、Flo Xデュアルマウント、Ondoケーブルマネジメントなど |
特徴 | 新型Floモニターアームは15年ぶりのリニューアル、サステナビリティに配慮した設計 |
エルゴノミクスとFloモニターアーム
Floモニターアームは、エルゴノミクスに基づいて設計されている。エルゴノミクスとは、人間工学に基づいて作業環境を最適化することで、作業効率の向上や身体への負担軽減を図ることを目的とする。
- 姿勢の改善
- 身体的負担の軽減
- 生産性向上
Floモニターアームは、モニターの高さと角度を調整することで、ユーザーの姿勢を改善し、身体的負担を軽減する。これにより、作業効率の向上や生産性の向上が期待できるのだ。
新型Floモニターアームに関する考察
新型Floモニターアームは、サステナビリティとエルゴノミクスを両立させた優れた製品であると言える。リサイクル素材の活用や環境に配慮したパッケージングは、企業の社会的責任を果たす姿勢を示している。しかし、高価格帯である可能性があり、市場への浸透には課題があるかもしれない。
今後、競合製品との差別化を図るためには、更なる機能拡張やデザイン性の向上が必要となるだろう。例えば、モニターの自動調整機能や、より多様なモニターサイズへの対応などが考えられる。また、価格面での競争力強化も重要となるだろう。
将来的には、スマートオフィス環境との連携や、AIを活用した機能追加なども期待できる。例えば、ユーザーの姿勢を検知してモニターの位置を自動調整する機能や、作業状況に応じてモニターの明るさや色温度を調整する機能などが考えられる。これらの機能により、より快適で生産性の高いワークスペースを実現できるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「エルゴノミクスソリューションのメーカー『CBS』、新しくなったFloモニターアームをオルガテック東京2025にて初展示 | ハーマンミラージャパン株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000075738.html, (参照 2025-05-15).