dazhouda lecms 3.0.3のCSRF脆弱性CVE-2025-3979が公開、リモート攻撃が可能で迅速な対応が必要

記事の要約

  • dazhouda lecms 3.0.3の脆弱性が公開された
  • Password Change Handlerの/index.php?my-password-ajax-1ファイルにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性がある
  • リモートから攻撃が可能で、CVSSスコアは5.3(MEDIUM)と評価されている

dazhouda lecms 3.0.3の脆弱性に関する報告

VulDBは2025年4月27日、dazhouda lecms 3.0.3における深刻なセキュリティ脆弱性を公開した。この脆弱性は、Password Change Handlerコンポーネントの/index.php?my-password-ajax-1ファイルに存在するクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)である。

攻撃者はリモートからこの脆弱性を悪用し、認証されたユーザーになりすましてパスワードを変更できる可能性がある。この脆弱性は既に公開されており、悪用されるリスクも高いとVulDBは警告しているのだ。

CVE-2025-3979として登録されているこの脆弱性に対して、dazhouda社は未だ対応策を公開していない。ユーザーは、速やかにlecmsのアップデートを行うか、もしくは脆弱性を悪用されないための対策を講じる必要がある。

この脆弱性に関する情報は、VulDBのウェブサイトで公開されている。迅速な対応が求められる。

脆弱性に関する詳細情報

項目詳細
CVE IDCVE-2025-3979
公開日2025-04-27
更新日2025-04-27
影響を受ける製品dazhouda lecms 3.0.3
脆弱性の種類クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
影響を受けるファイル/index.php?my-password-ajax-1
CVSSスコア(v4)5.3 (MEDIUM)
攻撃方法リモート
公開状況公開済み
報告者dtwin (VulDB User)
VulDB

クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)について

クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)とは、ユーザーが信頼できるウェブサイトにログインしている間に、悪意のあるウェブサイトから不正なリクエストを送信させる攻撃手法である。

  • ユーザーのセッションを悪用する
  • ユーザーの意図しない操作を実行させる
  • パスワード変更など、重要な操作を不正に実行される可能性がある

CSRF攻撃を防ぐためには、適切な認証方法を採用したり、トークンを用いた対策を行うことが重要だ。

CVE-2025-3979に関する考察

dazhouda lecms 3.0.3におけるCSRF脆弱性は、ユーザーのセキュリティに深刻な脅威を与える可能性がある。迅速なパッチ適用が最善の対策であり、開発者には迅速な対応が求められる。ユーザーは、公式ウェブサイトで最新情報を確認し、適切な対策を講じるべきだ。

今後、同様の脆弱性が他のバージョンや製品でも発見される可能性がある。そのため、定期的なセキュリティ監査と脆弱性対策の強化が不可欠である。開発者は、セキュリティを考慮した安全なソフトウェア開発プロセスを確立し、継続的な改善に努める必要がある。

この脆弱性の発見と公開は、セキュリティ意識の向上に繋がるだろう。セキュリティ対策の重要性を再認識し、より安全なシステム構築を目指していくことが重要だ。

参考サイト/関連サイト

  1. CVE.「CVE Record: CVE-2025-3979」.https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-3979, (参照 2025-05-15).

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