
目次
記事の要約
- GovTech東京が初のテクノロジーカンファレンスを開催
- 行政課題とエンジニアの役割を議論
- 東京アプリの将来像を説明
GovTech東京が初のテクノロジーカンファレンスを開催
一般財団法人GovTech東京は、行政の現場におけるテクノロジー活用の過去・現在・未来をオープンに語る場として、「ガブテックカンファレンス」を2025年5月19日(月)に初めて開催する。本会では行政に必要とされる内製開発をテーマに、GovTech東京の理事長・東京都副知事を務める宮坂 学が登壇する。
宮坂 学は行政が直面する課題とエンジニアの役割、2025年4月25日(金)に公表された「東京アプリ」の将来像についてGovTech東京の視点から説明する予定だ。東京アプリは「共に創る」アプリという考えのもと、参加者からのアイデアやスキルを広く募集している。
トークセッションでは、開発現場の実態や課題のほか、会場の参加者からの質問やアイデアも取り入れ、インタラクティブな意見交換を行う予定だ。社会貢献性の高いプロダクトに興味を持つエンジニアやデザイナーをはじめ、多くの参加をGovTech東京は呼びかけている。
ガブテックカンファレンスのイベント概要
項目 | 詳細 |
---|---|
日時 | 2025年5月19日(月)19:00~21:00(18:30開場) |
開催形式 | 現地参加のみ(無料) |
会場 | Tokyo Innovation Base(東京都千代田区丸の内3-8-3) |
主催 | 一般財団法人GovTech東京 |
GovTech東京とは
GovTech東京は、多様なパートナーと共に都と区市町村を含めた東京全体のDXを効果的に進める新たなプラットフォームとして、2023年に東京都庁の外側に設立された組織である。中期経営計画では、内製開発力の獲得に注力する方針を発表している。
内製化によりスピーディーに開発を進め、こまめに改善・チューニングを行いながら、都民が満足できる高品質のプロダクトの開発を目指している。GovTech東京では、開発メンバーを募集している。
ガブテックカンファレンスに関する考察
GovTech東京が初のテクノロジーカンファレンスを開催することは、行政のデジタル化に向けた取り組みを加速させる上で非常に有益だ。行政が直面する課題をオープンに議論し、エンジニアとの連携を深めることで、より効果的なデジタルサービスの開発が期待できるだろう。
今後、カンファレンスの内容が具体的な政策やプロジェクトにどのように反映されるかが重要になる。また、参加者からの意見やアイデアをどのように取り入れ、継続的な改善につなげていくかが課題となるだろう。そのためには、カンファレンス後も継続的な情報発信や意見交換の場を設けることが有効だ。
将来的には、東京アプリのような具体的なプロダクト開発だけでなく、行政全体のデジタル化戦略や人材育成にも焦点を当ててほしい。さらに、他の自治体や企業との連携を強化し、より広範なデジタルエコシステムを構築していくことが期待される。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「GovTech東京が初のテクノロジーカンファレンスを開催!~内製開発と巨大プロダクト「東京アプリ」への挑戦~ | 一般財団法人GovTech東京のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000129149.html, (参照 2025-04-28).