
目次
記事の要約
- WHISMRがバイノーラルマイクW-BM1を初公開
- 音像定位改善のフェイスマスク試作品も展示
- ヘッドフォン祭とM3に出展
WHISMRがバイノーラルマイクW-BM1をヘッドフォン祭とM3で初公開
WHISMR合同会社は、バイノーラル・ASMRマイクWHISMR「W-BM1」を2025年4月26日(土)に開催される「春のヘッドフォン祭2025」と2025年4月27日(日)に開催される音系・メディアミックス同人即売会「M3-2025春」にて一般初公開する。この春Amazonより新発売となる。
また、音像定位を改善するオプションパーツ『フェイスマスク』の試作品も展示予定だ。ヘッドフォン祭ではステーションコンファレンス東京、M3では東京流通センターにて、WHISMR製品を体験できる機会となる。
W-BM1はスマートフォンだけでバイノーラルサウンドの録音・録画が可能な小型軽量マイクだ。オーディオインターフェース内蔵で、デジタルフィルタによる周波数特性の補正機能も備えている。
WHISMR W-BM1の主な特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | WHISMR W-BM1 モバイルキット付 |
特徴 | 小型軽量、スマートフォンだけで使用可能 |
機能 | オーディオインターフェース内蔵、周波数特性補正フィルタ |
オプション | フェイスマスク(試作品) |
バイノーラルマイクについて
バイノーラルマイクとは、人間の頭部の形状を模したダミーヘッドにマイクロフォンを内蔵した録音機器のことを指す。人間の耳に届く音を忠実に再現し、立体的な音響体験を提供する。
バイノーラル録音された音源をヘッドホンで聴くと、まるでその場にいるかのような臨場感が得られる。ASMRコンテンツの制作や、VRコンテンツの音響制作など、幅広い用途で活用されている。
WHISMR W-BM1に関する考察
WHISMR W-BM1の登場は、バイノーラル録音を手軽に始められる環境を提供する点で非常に意義深い。スマートフォンだけで高品質な録音が可能になることで、ASMRコンテンツの制作やフィールドレコーディングのハードルが大きく下がるだろう。
今後の課題としては、フェイスマスクのようなオプションパーツの充実や、録音アプリの機能拡張などが考えられる。また、バイノーラル録音の知識がないユーザーでも簡単に扱えるような、チュートリアルやサポート体制の強化も重要になるだろう。
将来的には、W-BM1がバイノーラル録音のデファクトスタンダードとなり、より多くの人々が手軽に立体音響を楽しめる世界が実現することを期待したい。立体音響技術の進化とともに、WHISMRの今後の展開に注目が集まる。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「スマホだけで使えるバイノーラルマイク WHISMR 『W-BM1』春のヘッドフォン祭、音系・メディアミックス同人即売会「M3」に出展! | WHISMR合同会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000146685.html, (参照 2025-04-28).