
プログラムとは
プログラムとは、コンピュータに特定の処理を実行させるための命令の集合体です。人間が理解できる言葉で書かれたコードを、コンピュータが理解できる形式に変換したものです。
プログラムは、様々なプログラミング言語を用いて記述されます。プログラミング言語には、C言語、Java、Pythonなど多種多様な種類が存在し、それぞれ得意とする分野や用途が異なります。
プログラムは、私たちの生活のあらゆる場面で利用されています。スマートフォンアプリ、Webサイト、家電製品、産業用ロボットなど、プログラムによって制御されているものは数えきれません。
プログラムの種類
「プログラムの種類」に関して、以下を解説していきます。
- プログラム言語の種類
- プログラムの実行形式
プログラム言語の種類
プログラム言語は、コンピュータに指示を与えるための形式的な言語です。それぞれの言語は、特定の目的や用途に合わせて設計されており、構文や機能が異なります。
代表的なプログラム言語には、C言語、Java、Pythonなどがあります。C言語は、ハードウェア制御や組み込みシステム開発によく用いられ、Javaは、Webアプリケーションやエンタープライズシステム開発に適しています。Pythonは、データ分析や機械学習分野で広く利用されています。
言語名 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|
C言語 | 処理速度が速い | 組み込みシステム |
Java | OSに依存しない | Webアプリケーション |
Python | コードが簡潔 | データ分析 |
JavaScript | Webブラウザで動作 | Webサイトの動的処理 |
プログラムの実行形式
プログラムの実行形式は、大きく分けてコンパイル方式とインタプリタ方式の2種類があります。コンパイル方式では、プログラム全体を事前に機械語に翻訳してから実行します。
インタプリタ方式では、プログラムを1行ずつ解釈しながら実行します。コンパイル方式は、実行速度が速いというメリットがありますが、インタプリタ方式は、修正が容易で開発効率が高いというメリットがあります。
実行形式 | 特徴 | メリット |
---|---|---|
コンパイル | 事前に翻訳 | 実行速度が速い |
インタプリタ | 逐次解釈 | 修正が容易 |
JITコンパイル | 実行時に翻訳 | 両者の良い点を持つ |
アセンブリ | 機械語に近い | 細かい制御が可能 |