
目次
記事の要約
- CodatumがISO/IEC 27001認証を取得
- プレイドのISMS認証範囲に追加された
- データ分析ソフトウェアのセキュリティ強化
次世代BIツールCodatumがISO/IEC 27001認証を取得
株式会社CODATUMは2025年5月7日、次世代BIツール「Codatum」に関して、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023」の認証を取得したと発表した。これは、グループ会社であるCODATUMが、株式会社プレイドが2015年から取得・運用しているISMS認証の登録範囲に追加されたことを意味する。
Codatumは、SQLを駆使してユーザーが直感的に複雑なデータ操作を行えるように設計されたBIツールだ。Google BigQuery および Snowflake を活用した卓越したスケーラビリティとスピードを提供し、リアルタイムでの共同編集、強固なセキュリティ管理、AIを活用した分析アシスタントといった機能も備えている。
今回の認証取得により、企業の重要データを取り扱うBIツールとして、より一層の安心と信頼を提供できる体制が整ったと言えるだろう。今後、適切な情報セキュリティ対策の継続的な運用と改善に努めるとしている。
Codatum認証概要と製品情報
項目 | 詳細 |
---|---|
適用規格 | ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023 |
認証書番号 | IS 623929 |
初回認証登録日 | 2015年3月11日 |
発行日 | 2024年3月11日 |
最新更新日 | 2025年4月18日 |
認証機関 | BSIグループジャパン株式会社 |
追加事業所名 | 株式会社CODATUM |
追加事業所の適用範囲 | データ分析ソフトウェアの企画・開発・運用・保守 |
ISO/IEC 27001認証について
ISO/IEC 27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格である。ISMSは、組織の情報資産を保護するための管理体制を構築・運用するための枠組みを提供する。
- 情報セキュリティリスクの管理
- 情報セキュリティ対策の実施
- 情報セキュリティの継続的な改善
この認証を取得することで、組織の情報セキュリティ対策が国際標準に準拠していることが認められるのだ。顧客からの信頼度向上にも繋がるだろう。
Codatumに関する考察
CodatumのISO/IEC 27001認証取得は、セキュリティを重視する企業にとって大きなメリットとなるだろう。データ分析においてセキュリティは非常に重要であり、この認証はCodatumの高いセキュリティレベルを証明している。しかし、今後、サイバー攻撃技術の高度化に伴い、より高度なセキュリティ対策が必要となる可能性もある。
そのため、継続的なセキュリティアップデートや、新たな脅威への対応が求められるだろう。また、多様なデータソースへの対応や、より高度な分析機能の追加なども期待される。ユーザーのニーズを的確に捉え、機能拡張や改善を継続していくことが重要だ。
Codatumは、高いセキュリティと使いやすさを両立したBIツールとして、企業のデータ活用を促進する役割を担うだろう。今後の更なる発展と、データ分析分野への貢献に期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「次世代BIツール「Codatum(コダタム)」、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001」認証を取得 | 株式会社CODATUMのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000148801.html, (参照 2025-05-08).