スマートスタートのREAXIONがKIS認証取得、AI活用で介護施設の収益と認知症予防を支援

PR TIMES より

記事の要約

• スマートスタートが認知症予防ソリューション「REAXION®︎」を展開
• 介護施設向けに個別機能訓練加算をサポート
• KIS認証取得とAI機能で業務効率化と収益向上を実現

スマートスタートが認知症予防ソリューションREAXION®︎を本格展開

株式会社スマートスタートは、認知機能向上を目指すトレーニング機器「REAXION（リアクション）」と、そのデータをクラウドで一元管理する「REAXION CLOUD」を2025年4月27日より本格展開することを発表した。2025年3月には、川崎市の介護・福祉機器認証制度である「KIS認証」を取得し、自治体からも高く評価されるソリューションとして、超高齢化社会が抱える認知症予防と介護事業所の収益力強化を同時にサポートしていく。

REAXIONは、画面や音声で提示される信号に瞬時に反応することで脳の活性化やバランス・反射神経の向上を狙うトレーニング機器だ。利用者が楽しみながら取り組めるため、継続率アップやリハビリ効果向上が期待できる。

REAXION CLOUDは、REAXIONで取得したデータをAIが分析し、利用者一人ひとりに最適化された訓練メニューを自動生成する。また、厚生労働省が推進する「LIFE（科学的介護情報システム）」へのデータ連携も容易に行え、個別機能訓練加算（Ⅰ）（Ⅱ）の取得率アップをサポートする。

REAXION CLOUDの主な機能

KIS認証について

KIS認証とは、川崎市が推進する介護・福祉機器認証制度であり、優れた介護効果や操作性が評価された機器に与えられる。行政機関からの公的な認証を得ることで、導入する施設や経営者に安心感を提供する。

REAXIONは2025年3月にKIS認証を取得しており、その品質と介護現場での有用性が行政からも認められている。この認証は、REAXIONが介護施設における認知症予防と機能訓練に貢献できることを示している。

REAXION®︎の介護施設への導入に関する考察

REAXIONの介護施設への導入は、認知症予防と介護事業所の収益力強化という二つの課題解決に貢献する可能性がある。特に、個別機能訓練加算の取得を容易にするAI機能は、スタッフの負担を軽減し、効率的な施設運営を支援するだろう。

一方で、導入コストやスタッフのITリテラシーによっては、REAXIONの機能を十分に活用できない可能性もある。導入前には、十分な研修やサポート体制を整えることが重要になるだろう。

今後は、REAXIONの導入事例を収集し、効果測定を行うことで、より効果的な活用方法を確立していくことが期待される。また、利用者のQOL向上に貢献できるよう、ゲーム感覚で楽しめる要素をさらに強化していくことも重要だろう。

参考サイト/関連サイト