
目次
記事の要約
- aeco light社が照明計画ツール「Chubic Pro」を正式リリース
- 図面アップロードで自動的に照明プランを3案提案
- 無料プランと有料プラン(Pro)で機能が異なる
Chubic Pro正式リリース
aeco light株式会社は2025年5月9日、次世代型の照明計画ツール「Chubic Pro」の正式リリースを発表した。これにより、これまで無料β版として提供されていたChubicは、ユーザーからのフィードバックを反映した改良を経て正式版として本格稼働を開始するのだ。
Chubicは、クラウド型照明計画ツールとして、図面をアップロードするだけで、空間の用途に合った照明プランを自動生成する。専門知識がなくても、誰でも簡単に照明計画の方向性を検討できる準備ツールとして利用可能だ。ブラウザ上で利用でき、1プロジェクトまでは無料で利用できる。
正式リリースに伴い、無料プランとProプランの両方で新機能が追加され、照明設計の自由度と完成度が向上した。異なる器具タイプのプラン生成や、3つのプランを一度に提案する機能が追加されているのだ。
Chubic Proの機能比較
項目 | 無料プラン | Proプラン |
---|---|---|
照明設計案件数 | 1件 | 無制限 |
器具購入割引率 | 47% | 最大52% |
サポート | 通常サポート | 優先サポート |
月額料金 | 無料 | 3,200円(税込、年間払いだと約25%OFF) |
照明計画ツールの機能
Chubicは、建築・施工業界向けに開発された次世代の照明設計ツールである。照明の選定と配置を自動化し、誰でも短時間で質の高い照明計画を作成できることを目指している。
- 図面アップロードによる自動プラン生成
- ダウンライト、シーリングライトなど様々な器具の組み合わせ提案
- 3つの異なるプランからの選択とカスタマイズ
建築関係者から一般ユーザーまで、幅広いユーザー層が利用可能だ。
Chubic Proに関する考察
Chubic Proの正式リリースは、照明計画の効率化に大きく貢献するだろう。特に、専門知識を持たないユーザーや、多くの案件を抱える設計者にとって、時間とコストの削減に繋がる優れたツールだと言える。しかし、自動生成されたプランが必ずしも最適解とは限らないため、ユーザーによる適切な確認と調整が必要となるだろう。
今後、より精度の高いプラン生成や、様々な照明器具メーカーとの連携強化が期待される。また、VRやAR技術との連携による、より直感的な照明計画ツールへの進化も考えられる。ユーザーからのフィードバックを反映し、更なる機能追加や改善が継続されることを期待したい。
さらに、多様な空間への対応や、省エネルギー設計への配慮など、サステナビリティの観点からの機能強化も重要となるだろう。Chubic Proが、照明設計の未来をどのように変えていくのか、今後の展開に注目したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「照明計画が、誰でも・すぐに。Chubic Pro正式リリース | aeco light 株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000131308.html, (参照 2025-05-09).