SPACECOOL株式会社、放射冷却素材「SPACECOOL」を製造業カーボンニュートラル展に出展

PR TIMES より

記事の要約

• SPACECOOL株式会社が放射冷却素材「SPACECOOL」を出展
• 5月14日から16日までインテックス大阪で開催される展示会に出展
• 工場の省エネ・カーボンニュートラル対策に貢献する素材

SPACECOOL株式会社の展示会出展について

SPACECOOL株式会社は、2025年5月9日に、宇宙に熱を逃がしゼロエネルギーの冷却を実現する放射冷却素材「SPACECOOL」を工場の省エネ/カーボンニュートラルを実現する技術が集まる展示会「製造業カーボンニュートラル展」に出展すると発表した。この展示会は2025年5月14日(水)～16日(金)にインテックス大阪で開催される予定だ。

放射冷却素材「SPACECOOL」は、太陽光からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけでなく、放射冷却の原理により宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することが可能な新素材である。工場の屋根や空調室外機に導入することで、建物内部や機器内の温度上昇を抑制し、空調エネルギーの削減に貢献するのだ。

同社は展示会において、「SPACECOOL」の放射冷却効果体感モデル、最新のソリューション事例紹介、販売中の製品一覧などを展示する予定だ。工場のカーボンニュートラル施策をご検討の方は、ぜひ当社ブースへお立ち寄りくださいと呼びかけている。

展示会概要

放射冷却素材について

放射冷却とは、物体が宇宙空間に赤外線として熱を放出する現象のことだ。

• 大気の影響を受けにくい
• 昼夜を問わず冷却効果を発揮
• ゼロエネルギーで冷却可能

SPACECOOLは、この放射冷却現象を利用することで、省エネルギーを実現する画期的な素材である。

SPACECOOLに関する考察

SPACECOOLは、工場の省エネルギー化に大きく貢献する可能性を秘めた画期的な素材である。ゼロエネルギーでの冷却は、環境負荷の低減に繋がるだけでなく、ランニングコストの削減にも貢献するだろう。しかし、導入コストや設置スペース、メンテナンスの容易さなど、実用化に向けて課題も存在する可能性がある。

今後、SPACECOOLの更なる性能向上やコスト削減、導入の容易性向上などが求められるだろう。また、様々な規模やタイプの工場への適用可能性を検証し、より幅広いニーズに対応できるよう開発を進める必要がある。これにより、より多くの企業がカーボンニュートラル目標達成に近づくことが期待できるのだ。

さらに、SPACECOOLの技術を応用した新たな製品開発や、他の省エネルギー技術との連携も期待される。例えば、太陽光発電システムとの組み合わせによるエネルギー自給自足システムの構築など、可能性は無限大である。

参考サイト/関連サイト