
目次
記事の要約
- アイグッズ株式会社が紙素材のオリジナル梱包約70種を展示
- 5月14日から16日、パシフィコ横浜で開催される「第12回 化粧品産業技術展」に出展
- 再生クラフト紙、ウォッシャブルペーパー、パルプ紙の3種類を提案
アイグッズ株式会社が紙素材のオリジナル梱包を展示
アイグッズ株式会社は、2025年5月14日(水)から16日(金)までパシフィコ横浜で開催される「第12回 化粧品産業技術展」に出展すると発表した。同社はサステナブルなオリジナルグッズの制作を手がけており、今回の展示会では「脱プラ!“紙素材”で環境にもブランドにもやさしい梱包を」をテーマに、約70種のオリジナル梱包を展示する予定だ。
展示される梱包は、「再生クラフト紙」「ウォッシャブルペーパー」「パルプ紙」の3つの紙素材に分類され、それぞれの特徴を活かしたデザインとなっている。再生クラフト紙は環境配慮とナチュラルな風合いが特徴で、ウォッシャブルペーパーは繰り返し使える点が魅力だ。パルプ紙は高級感のあるマットな質感が特徴である。
年間50万枚を超えるエコパッケージを出荷するアイグッズ株式会社は、化粧品業界におけるプラスチック資材の見直しと環境配慮型の素材への切り替えの加速を背景に、紙パッケージの需要の高まりを実感している。そのため、今回の展示会では「おしゃれな質感」と「一目で伝わるエコ感」の両立を目指した梱包を展示する予定である。
さらに、企画から生産までを一貫して行える体制により、デザインや表現の自由度が高いことも同社の強みだ。カラーや厚みの調整はもちろん、マットやラメといった質感のアレンジも可能で、ブランドの世界観に合わせたオリジナル梱包を提案できる。
展示会概要と素材詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
展示会名 | 第12回 化粧品産業技術展 |
開催日時 | 2025年5月14日(水)〜16日(金) |
会場 | パシフィコ横浜 展示ホール |
アイグッズブース番号 | N4-22 |
展示内容 | 紙素材を使用したオリジナル梱包 約70種 |
再生クラフト紙 | 古紙を主原料とした環境配慮型素材、ラッピングや緩衝材として使用可能 |
ウォッシャブルペーパー | 水に濡れても破れにくい特殊加工、繰り返し使用可能、FSC認証紙使用可能 |
パルプ紙 | 木材繊維を原料とした再生可能な素材、ギフトボックスなどに最適、高級感のあるマットな質感 |
紙素材梱包のメリット
アイグッズ株式会社が紙素材の梱包に注目する理由は、化粧品業界における脱プラの動きと、環境配慮への意識の高まりにある。紙素材は、プラスチックに比べて環境負荷が低く、SDGsへの貢献にも繋がる。
- 環境への配慮
- ブランドイメージの向上
- 多様なデザイン性
さらに、紙素材は様々なデザインに対応できるため、ブランドの世界観を表現しやすいというメリットもある。アイグッズ株式会社は、これらのメリットを活かし、顧客のニーズに合わせたオリジナル梱包を提供しているのだ。
サステナブルな紙素材梱包に関する考察
アイグッズ株式会社の紙素材を使用したオリジナル梱包は、環境問題への意識の高まりと、ブランドイメージの向上という点で大きなメリットを持つ。再生可能な素材を使用することで、サステナブルな取り組みをアピールし、消費者の購買意欲を高めることができるだろう。しかし、紙素材はプラスチック素材と比べて強度が劣る場合があり、製品の破損リスクが高まる可能性もある。
この問題に対する解決策としては、素材の改良や、梱包方法の工夫が考えられる。例えば、より強度のある紙素材を使用したり、緩衝材を適切に配置することで、製品の破損を防ぐことができるだろう。また、顧客への丁寧な説明や、梱包状態の確認体制の強化も重要である。さらに、今後、より多様な紙素材の開発や、リサイクルシステムの構築なども期待される。
アイグッズ株式会社は、今後も顧客のニーズを捉え、環境配慮とブランドイメージの両立を図ることで、化粧品業界におけるサステナブルな梱包の普及に貢献していくことが期待される。紙素材の特性を活かした、より魅力的で環境に優しい梱包の開発に期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「紙素材を使った、エコなオリジナル梱包約70種を展示!「第12回 化粧品産業技術展」に出展 | アイグッズ株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000032175.html, (参照 2025-05-09).