
目次
記事の要約
- SMAS、SALES ROBOTICS、MNTSQが日本カスタマーサクセス協会に正会員として参画
- 各社はカスタマーサクセスの推進と市場発展への貢献を目指す
- 協会は会員企業と共に、顧客と共に企業が持続的に成長できる社会の実現を目指す
SMAS、SALES ROBOTICS、MNTSQが日本カスタマーサクセス協会に参画
一般社団法人日本カスタマーサクセス協会は、2025年4月28日にSMAS(住友三井オートサービス株式会社)、SALES ROBOTICS株式会社、MNTSQ株式会社の3社を新たな正会員として迎えたことを発表した。この参画により、協会はカスタマーサクセスの推進と、それを通じた企業の持続的な成長支援を強化する。
日本カスタマーサクセス協会は、「カスタマーサクセスで、顧客と共に企業が持続的に成長できる社会を実現する」をビジョンに掲げている。協会では、調査レポートの作成や勉強会・コミュニティ運営など、多岐にわたる活動を通じて日本におけるカスタマーサクセスの発展を目指している。
2025年3月には「カスタマーサクセス白書2025」を発行し、大きな反響を得ている。また、専門的な知見を有する新たな理事が加わり組織体制を強化するとともに、カスタマーサクセス推進への貢献を目指す会員企業が続々と参画している。
各社の概要
企業名 | 概要 |
---|---|
SMAS(住友三井オートサービス株式会社) | オートリース業界のリーディングカンパニーとして、モビリティプラットフォーマーを目指す。 |
SALES ROBOTICS株式会社 | 営業活動全般を支援し、1,200社以上のインサイドセールスを支援してきた実績を持つ。 |
MNTSQ株式会社 | AI業務プラットフォームを通じて、企業の契約業務に卓越したスピードと信頼性をもたらすことを目指す。 |
カスタマーサクセスについて
カスタマーサクセスとは、企業が顧客の成功を支援することで、長期的な関係を築き、企業の成長に繋げる戦略のことを指す。主な要素は以下の通りだ。
- 顧客の課題解決を支援
- 顧客満足度とロイヤルティ向上
- 継続的な価値提供
カスタマーサクセスは、顧客が製品やサービスを最大限に活用し、期待される成果を得られるように支援することで、顧客のビジネスの成功に貢献する。これにより、顧客は企業への信頼を深め、長期的なパートナーシップを築くことが可能になる。
日本カスタマーサクセス協会参画に関する考察
SMAS、SALES ROBOTICS、MNTSQの3社が日本カスタマーサクセス協会に参画したことは、各社が顧客との関係性を重視し、長期的な成功を支援する姿勢を示している点で非常に意義深い。特に、異なる業界の企業が参画することで、多様な視点からの知見やノウハウが共有され、カスタマーサクセス全体のレベルアップに繋がるだろう。
今後の課題としては、各社の連携をどのように深め、具体的な活動に繋げていくかが重要になる。情報交換や共同プロジェクトの実施、成功事例の共有などを通じて、シナジー効果を最大化することが求められるだろう。また、中小企業や地方企業への展開も視野に入れ、より広範な企業がカスタマーサクセスを導入・実践できるよう支援していくことが期待される。
将来的には、カスタマーサクセスの概念が日本企業全体に浸透し、顧客中心のビジネスモデルが主流になることが望ましい。そのためには、日本カスタマーサクセス協会が中心となり、成功事例の普及や教育プログラムの提供などを積極的に行っていく必要があるだろう。顧客と共に成長する社会の実現に向けて、今後の活動に大いに期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「SMAS、SALES ROBOTICS、MNTSQが正会員として日本カスタマーサクセス協会に参画 | 一般社団法人日本カスタマーサクセス協会のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000152983.html, (参照 2025-04-29).