
目次
記事の要約
- JAL労働組合が組合活動活性化のためTUNAG for UNIONを導入
- 支部情報発信や日常コミュニケーション活性化を実現
- 組合員向けベネフィット案内など、魅力的な組合活動を目指す
JAL労働組合が組合活動活性化ツール「TUNAG for UNION」導入を発表
株式会社スタメンは2025年5月12日、開発・提供する組合活動支援アプリ「TUNAG for UNION」がJAL労働組合に導入されたことを発表した。JAL労働組合は、多様化する働き方や価値観の中で、より多くの組合員にとって身近で参加しやすい組合づくりを目指していたのだ。
従来のアプリやウェブサイトによる情報発信に加え、「TUNAG for UNION」を活用することで、支部ごとの情報発信や日常的なコミュニケーションの活性化、役員選挙時の無記名投票、組合加入手続きのオンライン化などを実現する。これにより、組合活動の可能性を広げることが期待される。
今後は、現場のリアルな声や気づきを共有するコンテンツ、各種ベネフィットの案内などを「TUNAG」上に構築し、組合員が自然につながり、組合活動がより魅力的で意義あるものへと進化していくことを目指すという。導入後10日間で1000名を超える組合員がインストールし、順調に登録数を伸ばしている。
導入の背景には、組合活動をより身近に感じてもらい、興味を持つ人を増やすための課題があった。TUNAGは組合員同士が気軽にコミュニケーションを取れる場を提供し、画像や動画を含む楽しく有益な情報を簡単に発信できるため、課題解決に繋がると判断されたのだ。
TUNAG for UNION導入概要
項目 | 詳細 |
---|---|
導入企業 | JAL労働組合(JALFIO) |
導入目的 | 組合活動活性化、組合員とのコミュニケーション向上 |
導入ツール | TUNAG for UNION |
導入効果 | 支部情報発信の効率化、日常コミュニケーション活性化、役員選挙の円滑化、組合加入手続きのオンライン化 |
導入後の状況 | 10日間で1000名以上の組合員がインストール |
今後の展開 | 組合員向けベネフィット案内、現場の声共有コンテンツの拡充 |
TUNAG for UNIONについて
TUNAG for UNIONは、組合活動に必要な情報を集約できるアプリだ。日々の活動情報の発信から、それに紐づく申請・承認、組合員の反応の見える化まで、一つのアプリで実現できる。
- 情報の一元管理
- コミュニケーション活性化
- 業務効率化
組合活動に必要な情報共有を1つのアプリで完結できるため、組合員の皆様にとっても、情報の受け取りや申請などのアクションが容易になるのだ。
JAL労働組合とTUNAG for UNION導入に関する考察
JAL労働組合によるTUNAG for UNIONの導入は、組合活動のデジタル化を推進する上で大きな一歩となるだろう。組合員間のコミュニケーション活性化や情報共有の効率化は、組合活動の活性化に大きく貢献する。しかし、システム導入に伴う初期費用や運用コスト、そしてデジタルリテラシーの低い組合員へのサポート体制の構築などが課題となる可能性がある。
起こりうる問題への解決策としては、導入前の十分な教育やサポート体制の構築、コスト削減のための効率的な運用方法の検討などが挙げられる。また、組合員の意見を反映した機能追加や改善を行うことで、より使いやすいシステムへと進化させることが重要だ。将来的には、AIを活用した組合活動の自動化や、より高度なデータ分析による組合運営の最適化なども期待できるだろう。
今後、TUNAG for UNIONには、組合員のニーズに合わせた機能拡張が期待される。例えば、アンケート機能の強化や、組合員同士の交流を促進する機能の追加などが考えられる。また、多言語対応やアクセシビリティの向上も重要となるだろう。これらの機能強化によって、より多くの組合員が積極的に参加できる環境が構築されれば、組合活動の活性化に大きく貢献するだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「JAL労働組合が、組合活動活性化を目指しTUNAG for UNIONを導入。 | 株式会社スタメンのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000023589.html, (参照 2025-05-13).