地域産品×AR自販機「買ってみっPeyo」第8期スタート、つくばでテストマーケティング開始

地域産品×AR自販機「買ってみっPeyo」第8期スタート、つくばでテストマーケティング開始
PR TIMES より

記事の要約

  • 地域産品販売促進AR自販機「買ってみっPeyo」第8期開始
  • AR機能で商品紹介やアンケート実施
  • つくば市近郊の事業者28社以上が参加

「買ってみっPeyo」第8期開始

株式会社鶴と学びは、2025年5月12日より地域産品の販路開拓を支援する「買ってみっPeyoテストマーケティング自販機」第8期を開始した。スマートフォンをかざすだけで体験できるAR機能も公開されたのだ。

第8期では、つくば市近郊の企業や農家、カフェなど個性豊かな事業者からセレクトされた商品が販売される。テストマーケティングを通じて商品改良や認知拡大を支援する取り組みである。

参加事業者の一部として、筑西市の株式会社サーフェス(カーボン端材を活用した定規アソートセット)、守谷市のKnot COFFEE(ドリップバックコーヒー&焼き菓子のプチギフト缶)、龍ケ崎市の横田農場(グルテンフリー米粉パンケーキミックス)、鶴と学び×つくばSweets(つくば開運クッキー缶)、鶴と学び×美浦村・まちづくり美浦(美浦村産いちごを使った安中いちごサイダー)などが挙げられる。

「買ってみっPeyo AR Lens」は、購入した商品にスマホをかざすと、商品紹介、アンケート、フォトフレームなどのAR体験を提供するサービスだ。アプリ不要で無料で利用できる。

参加事業者と商品

事業者所在地商品
株式会社サーフェス筑西市カーボン端材等を活用した定規アソートセット
Knot COFFEE守谷市ドリップバックコーヒー&パティシエが作る焼き菓子のプチギフト缶
横田農場龍ケ崎市グルテンフリー米粉パンケーキミックス(4種)
鶴と学び × つくばSweetsつくば市オリジナルキャラクターが描かれたつくば開運クッキー缶
鶴と学び × まちづくり美浦美浦村美浦村産いちごを使った安中いちごサイダー
買ってみっPeyoつくばテストマーケティング自販機サイト

AR(拡張現実)技術について

ARとは、現実の世界にデジタル情報を重ねる技術である。この技術を活用することで、商品との新しいふれあい方を体験できるのだ。

  • アプリ不要で手軽に利用可能
  • 商品紹介やアンケートなど多様なコンテンツを提供
  • 子どもから大人まで楽しめるインタラクティブな体験

「買ってみっPeyo AR Lens」では、購入した商品にスマホをかざすことで、商品情報やアンケートへのアクセスが可能になる。これにより、消費者の声を直接商品開発に活かすことができる。

「買ってみっPeyo」に関する考察

「買ってみっPeyo」は、地域産品の販路開拓と消費者の声の収集という二つの目的を効果的に達成できる優れた取り組みだ。AR技術の活用により、消費者は商品をより深く理解し、事業者はリアルなフィードバックを得ることができる。しかし、AR技術の普及状況や利用者のデジタルリテラシーの差によって、全ての消費者がAR機能をスムーズに利用できない可能性もあるだろう。

ARコンテンツの充実や、AR機能の利用方法に関する分かりやすい説明の提供が重要となる。さらに、多様なニーズに対応するため、AR以外の情報提供方法も検討する必要があるだろう。例えば、商品パッケージへの詳細な情報記載や、自販機に設置されたQRコードからのアクセスなどだ。

将来的には、AR技術を活用したスタンプラリーや地域イベントとの連携など、地域活性化に繋がる取り組みへの発展が期待される。地域住民や観光客の回遊促進、地域経済の活性化に貢献できる可能性を秘めているのだ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「地域産品×AR!つくば発テストマーケティング自販機「買ってみっPeyo」第8期スタート | 株式会社鶴と学びのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000052629.html, (参照 2025-05-13).

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