
目次
記事の要約
- NTTセキュリティとアートピアがCSIRTに関するセミナーを開催
- 5月28日にオンラインで無料開催される
- CSIRTの強化、人材育成、演習などをテーマとする
NTTセキュリティとアートピアがCSIRTセミナーを開催
NTTセキュリティ・ジャパン株式会社と合同会社アートピアは、2025年5月28日(水)に「CSIRTアップデート2025~“形だけ”から“本質”へ 人づくりと演習」セミナーを共同開催すると発表した。このセミナーは、CSIRTの運営に課題を持つ企業や組織を対象に、現実的なCSIRTの役割・機能のアップデートを目指すものである。
昨今のサイバー攻撃の高度化・多様化を受け、CSIRTの重要性は増している。しかし、多くの組織では体制が十分に整備されておらず、インシデント発生時の対応が遅れて被害が拡大するリスクがあるのだ。演習や訓練の不足、組織内外とのコミュニケーション不足、専門人材不足なども課題として挙げられている。
セミナーでは、「形だけのCSIRT」からの脱却を目指し、セキュリティインシデント対応力を高めるための実践的アプローチと、演習・訓練を通じた組織能力の向上を学ぶことができる。経営層、CSIRT担当者、セキュリティ担当者、総務・法務部門、人事・情シス部門など、幅広い職種の人々が対象となっている。
セミナーはオンラインで開催され、参加費用は無料だ。詳細や申込については、セミナーのウェブサイトを参照してほしい。
セミナー詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
セミナー名 | CSIRTアップデート2025 “形だけ”から“本質”へ 人づくりと演習 |
開催日時 | 2025年5月28日(水)12:00-13:00 |
開催形式 | オンライン(Zoom) |
参加費用 | 無料 |
共催 | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社、合同会社アートピア |
対象者 | 経営層、CSIRT担当者、セキュリティ担当者、総務・法務部門、人事・情シス部門 |
CSIRTについて
CSIRTとは、Computer Security Incident Response Teamの略称で、コンピュータセキュリティインシデント対応チームを指す。
- サイバー攻撃への迅速な対応
- 被害の拡大防止
- システム復旧支援
CSIRTは、組織のセキュリティ対策において重要な役割を担う。効果的なCSIRTの構築・運用は、組織全体のセキュリティレベル向上に繋がるのだ。
CSIRTセミナーに関する考察
本セミナーは、CSIRTの現状と課題を明確に示し、実践的な解決策を提供する点で非常に有益だ。特に、演習や訓練を通じた組織能力の向上に焦点を当てている点は高く評価できる。しかし、セミナーの内容が参加者のレベルに合致するかどうか、また、セミナー後のフォローアップ体制が十分かどうかは、今後の課題となるだろう。
起こりうる問題としては、参加者の期待値とセミナー内容のギャップ、セミナー後の実践的な取り組みの不足などが考えられる。解決策としては、セミナー前に参加者のレベルを把握し、内容を調整すること、セミナー後には継続的なサポートを提供することが重要だ。さらに、参加者同士のネットワーク構築を支援する仕組みも必要となるだろう。
今後追加してほしい機能としては、具体的な事例紹介や、参加者同士の交流機会の提供などが挙げられる。また、最新の脅威情報や対策技術に関する情報提供も重要だ。セミナーを通して、参加者がCSIRTの重要性を理解し、組織全体のセキュリティレベル向上に貢献することを期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「NTTセキュリティとアートピア、「CSIRTアップデート2025“形だけ”から“本質”へ 人づくりと演習」セミナーを開催 | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000125765.html, (参照 2025-05-14).