
目次
記事の要約
- QB PREMIUMとFaSSにユビレジ導入
- 基幹システム連携による効率化目指す
- マルチ決済端末連携で業務効率化
QB PREMIUMとFaSSがユビレジを導入
株式会社ユビレジは2025年5月13日、キュービーネット株式会社が展開するヘアカットブランド「QB PREMIUM」と「FaSS」へのクラウドPOSレジ「ユビレジ」導入に関する契約締結を発表した。これはキュービーネット社のデジタルシフト戦略の一環であり、既存システムとの連携不足によるデータ取得の手間を解消するためだ。
ユビレジ エンタープライズを活用することで、基幹システムとの連携やカスタマイズが可能になり、店舗管理の効率化が期待できる。特に「FaSS」ではマルチ決済端末「ステラターミナル」との連携により、会計時の二重入力を廃止し、ミスの削減と業務効率化を図る予定だ。
ユビレジの導入は、店舗スタッフの業務負荷軽減、従業員満足度向上、サービス品質向上、顧客満足度向上に繋がることを目指している。シンプルな操作性と連携機能により、キュービーネット社の事業運営の効率化と顧客満足度の向上に貢献するだろう。
ユビレジは、本プロジェクトを通じて、テクノロジーによる業務効率化や省人化のメリットを最大限に活かし、「QB PREMIUM」と「FaSS」の来店客の満足度向上や売上増加を支援していく考えだ。
導入概要とシステム連携
項目 | 詳細 |
---|---|
導入企業 | キュービーネット株式会社 |
導入ブランド | QB PREMIUM、FaSS |
導入システム | クラウドPOSレジ「ユビレジ」 |
導入目的 | データ取得の手間解消、業務効率化、顧客満足度向上 |
連携システム | 基幹システム、マルチ決済端末「ステラターミナル」 |
導入形態 | ユビレジ エンタープライズ |
クラウドPOSレジ「ユビレジ」について
ユビレジは、2010年より提供されているクラウド型POSレジシステムだ。オーダーや在庫管理など、サービス産業におけるあらゆる業務のデジタル化・効率化を推進してきた。
- シンプルな操作性
- 基幹システムとの連携機能
- マルチ決済端末との連携機能
大規模展開・チェーン店向けサービス「ユビレジ エンタープライズ」も提供しており、複雑な業務要件や高度な運用体制にも対応できる。
ユビレジ導入に関する考察
今回のユビレジ導入は、キュービーネット社のデジタルシフト戦略において重要な一歩となるだろう。業務効率化と顧客満足度の向上という両面からの効果が期待できる一方で、システム導入に伴う初期費用や運用コスト、そして既存システムとの完全な連携に時間を要する可能性も考慮する必要がある。
起こりうる問題としては、システムトラブルによる業務停止やデータ損失、従業員のシステム操作に関する習熟度不足などが挙げられる。解決策としては、導入前の十分な教育、バックアップ体制の構築、緊急時の対応マニュアルの作成などが考えられる。また、定期的なシステムメンテナンスやアップデートも重要だ。
今後追加してほしい機能としては、顧客データ分析機能の強化や、マーケティングツールとの連携などが考えられる。顧客データに基づいた効果的なマーケティング戦略の実施により、さらなる売上増加に繋がるだろう。ユビレジとキュービーネット社の更なる連携強化に期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「ヘアカット「QB PREMIUM」と「FaSS」でクラウドPOSレジ「ユビレジ」を導入 | 株式会社ユビレジのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000017577.html, (参照 2025-05-14).