
目次
記事の要約
- SHIFTが企業価値向上タスクフォース「TEVA」を提供開始
- 既存組織体制の課題解決と企業価値向上を目指すコンサルティングサービス
- 山九株式会社が6月からTEVA導入予定
SHIFTが企業価値向上タスクフォース「TEVA」の提供を開始
株式会社SHIFTは2025年5月12日、企業価値向上を標榜する伴走型企業コンサルティング「EVAC」の新たなサービスメニューとして、企業価値向上タスクフォース「TEVA」の提供を開始した。TEVAは、企業の構造改革を見据えた企業価値向上を実現するコンサルティングサービスである。
TEVAは、企業の組織構造や文化、制度、ルールなどの体制に着目し、経営の可視化やKPIの明確化を通じて、部分最適な経営から全体最適な経営判断へと転換することを目指す。これにより、潜在価値の最大化とステークホルダーとの円滑なコミュニケーション体制を実現するのだ。
SHIFTはTEVAの運営事務局としてアドバイザリー業務を担い、必要に応じて社外有識者を招聘する。これにより、客観的かつ実効性のある施策を実施し、企業の変革を推進する。
山九株式会社は、2025年6月より同社のCSO直轄の組織としてTEVAを導入する予定だ。SHIFTは同社の企業価値最大化に向けた組織体制構築に貢献する。
TEVA導入事例とサービス概要
項目 | 詳細 |
---|---|
サービス名 | 企業価値向上タスクフォース「TEVA」 |
提供開始日 | 2025年5月12日 |
提供企業 | 株式会社SHIFT |
導入予定企業 | 山九株式会社(2025年6月予定) |
サービス内容 | 中長期的な運営体制構築、伴走支援、KPI特定・設定、マネジメントアジェンダ改善、アドバイザリーサービス |
組織構成 | 原則としてお客様の取締役会あるいは代表取締役の直下に組織されるタスクフォース(CxO、経営企画、IR/SR部門) |
外部有識者 | 京都大学経営管理大学院 砂川 伸幸 教授(山九株式会社案件) |
企業価値向上のためのタスクフォース「TEVA」について
TEVAは、企業価値向上を目的としたタスクフォースの構築支援を行うサービスだ。既存の経営企画、財務、IR部門だけでは解決できない、組織構造や文化、制度といった根深い課題に取り組む。
- 経営課題の特定と解決策の提案
- KPI設定と進捗管理
- ステークホルダーとの円滑なコミュニケーション促進
TEVAは、企業の全体最適化を目指し、持続的な成長を実現するための強力な支援を提供する。
TEVAに関する考察
TEVAは、企業の潜在能力を最大限に引き出し、持続的な成長を実現するための有効な手段となるだろう。しかし、組織改革は容易ではなく、抵抗や摩擦が生じる可能性もある。そのため、導入企業は、従業員の理解と協力を得るためのコミュニケーション戦略を綿密に計画する必要がある。
また、TEVAの効果を最大限に発揮するためには、適切なKPIの設定と進捗管理が不可欠だ。定期的なモニタリングと評価を行い、必要に応じて修正を加えることで、目標達成に向けた取り組みを継続していくことが重要となるだろう。
今後、TEVAは、より多くの企業に導入され、企業価値向上に貢献していくことが期待される。その過程で、新たな課題やニーズも出てくる可能性があるため、SHIFTは継続的な改善と進化を続ける必要があるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「企業価値向上タスクフォース「TEVA(ティーバ)」を提供開始 | 株式会社SHIFTのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000018724.html, (参照 2025-05-14).