Zabbix Japanが監視ソフトウェア連携強化プログラム開始、ユーザー利便性向上目指す

Zabbix Japanが監視ソフトウェア連携強化プログラム開始、ユーザー利便性向上目指す
PR TIMES より

記事の要約

  • Zabbix Japanが協業プログラム「Zabbixインテグレーションプログラム」を開始
  • 監視設定や通知連携の利便性向上を目指す
  • ハードウェア・ソフトウェアベンダーとの連携強化を図る

Zabbixインテグレーションプログラム開始

Zabbix Japan LLCは2025年5月13日、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」の利便性向上を目的とした新たな協業プログラム「Zabbixインテグレーションプログラム」を開始した。このプログラムは、Zabbixと連携可能なハードウェアおよびソフトウェアベンダーとの連携強化を図ることを目的としているのだ。

Zabbixは、ITシステムの監視に幅広く利用されており、業務サーバー、ネットワーク機器、アプリケーションなど多様な監視対象に対応している。テンプレートを活用した監視設定や、Webhookによる通知連携機能も備えているのだ。

近年、国内プロダクトや連携に必要な技術情報のニーズが高まっていることから、Zabbix Japanはユーザーコミュニティやパートナーコミュニティの経験を活かし、本プログラムを開始した。参加ベンダーにはテンプレートやWebhookの作成支援、ビジネス連携などのサポートを提供する予定だ。

参加ベンダーは、技術面ではテンプレートやWebhookの作成支援、技術情報の共有を受けられる。マーケティング・営業面では、Integrationsページでの公開支援、イベントへの共同参画、Zabbix認定パートナー企業へのマーケティング活動の機会が提供される。これらの支援を通じて、Zabbix利用ユーザーの利便性向上と参加ベンダーのビジネス成長に貢献する体制を構築するのだ。

プログラム概要と参加方法

項目詳細
プログラム名称Zabbixインテグレーションプログラム
プログラム参加費無料
参加要件NDA契約、参加規約
説明会2025年5月29日(木)10:00-11:00(オンライン)参加申込フォーム
Interop Tokyo 20252025年6月11日(水)〜13日(金)幕張メッセ

Zabbixについて

Zabbixは、オープンソースの統合監視ソフトウェアである。様々なITシステムの監視を可能にする強力なツールだ。

  • 多様な監視対象に対応
  • テンプレートによる効率的な設定
  • Webhookによる柔軟な通知連携

Zabbixは、グローバルで広く利用されており、多くの企業や組織でITインフラの監視に活用されている。その高い信頼性と柔軟性から、今後もますます需要が高まることが予想されるのだ。

Zabbixインテグレーションプログラムに関する考察

本プログラムは、Zabbixのユーザー層拡大に大きく貢献するだろう。Zabbixの利便性が向上することで、より多くの企業や組織が導入を検討するようになる可能性がある。しかし、参加ベンダーの選定や、テンプレート・Webhookの品質管理が課題となる可能性もある。

品質管理には、厳格なテスト体制の構築と、参加ベンダーへの継続的なサポートが不可欠だ。また、プログラムの普及を促進するためには、積極的なマーケティング活動と、ユーザーコミュニティとの連携強化も重要となるだろう。

今後、Zabbixインテグレーションプログラムは、Zabbixエコシステムの拡大と、監視ソリューションの高度化に繋がるだろう。より多くのベンダーが参加し、多様な監視対象に対応できるようになることで、ユーザーはより柔軟で高度な監視を実現できるようになるはずだ。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「Zabbix Japanがベンダーとの連携強化を目的にした協業プログラムを開始 | Zabbix Japan LLCのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000147309.html, (参照 2025-05-14).

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