
目次
記事の要約
- アクトがGoogle WorkspaceとJumpCloud連携ソリューションを発表
- IT管理の簡素化、セキュリティ強化、コスト削減を実現
- 1クリック管理で運用効率化、IT人材不足問題を解決
株式会社アクトがGoogle WorkspaceとJumpCloud連携ソリューションを発表
株式会社アクトは2025年5月13日、JumpCloudが提供するクラウドベースの統合型オープンディレクトリプラットフォームとGoogle Workspaceを連携したソリューションを発表した。このソリューションは、Google Workspaceだけでは解決できない分散する端末/ID、増加するSaaSアプリ、セキュアなアプリへの接続、情シス不足といった課題に対応するものである。
JumpCloudとGoogle Workspaceの連携により、ゼロトラストセキュリティ機能とコラボレーションツールが融合し、ユーザーのライフサイクル管理、SSO(シングルサインオン)、MFA、デバイス制御、Wi-Fi認証、パスワードレスログインなどを1つの画面から操作可能になる。これにより、企業は従来のオンプレミス型ディレクトリサービスから脱却し、柔軟でコスト効率の高いITインフラに移行できるのだ。
本ソリューションの導入により、IT工数は最大80%削減、セキュリティ事故はゼロ実績、年間コストは最大60%削減といった効果が期待できる。従来のIT運用コストを最大70%削減できるポテンシャルも秘めている。
「1人情シス」でも全国拠点をカバーできるようになり、リモートワーク導入でもセキュリティが維持される安心感を得られる。サーバ不要で、端末管理・IDaaS・MDM・RADIUS・SaaS管理等のライセンスも一本化されるため、コスト削減効果も大きい。
JumpCloudとGoogle Workspace連携ソリューションの特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
連携プラットフォーム | JumpCloud、Google Workspace |
提供機能 | ユーザーライフサイクル管理、SSO、MFA、デバイス制御、Wi-Fi認証、パスワードレスログイン |
効果 | IT工数最大80%削減、セキュリティ事故ゼロ実績、年間コスト最大60%削減、従来コスト最大70%削減ポテンシャル |
メリット | IT管理の簡素化、セキュリティ強化、コスト削減、IT人材不足問題の解決 |
JumpCloudについて
JumpCloudは、組織全体のID、デバイス、アクセスを安全かつ簡単に管理できる統合型オープンディレクトリプラットフォームである。Windows、Apple、Linux、Androidの各デバイスを一元管理できるため、IT管理のシンプル化を実現する。
- 安全な業務環境の実現
- 複数デバイスの一元管理
- IT管理の簡素化
JumpCloudは、企業のIT環境を安全かつ効率的に管理するための基盤となるプラットフォームだ。
Google WorkspaceとJumpCloud連携ソリューションに関する考察
本ソリューションは、IT管理の複雑化や人材不足に悩む企業にとって、大きなメリットをもたらすだろう。IT運用コストの大幅な削減とセキュリティ強化は、企業の競争力向上に貢献する。しかし、導入にあたっては、既存システムとの連携や従業員の教育など、考慮すべき点もある。
今後、クラウドサービスの進化やセキュリティ脅威の高度化に伴い、本ソリューションにも更なる機能強化が求められるだろう。例えば、AIを活用したセキュリティ機能の強化や、多様なデバイスへの対応などが考えられる。また、導入支援体制の充実も重要となるだろう。
アクトによる継続的なサポートとアップデートによって、本ソリューションは企業のIT環境をより安全で効率的なものにしていくと期待できる。今後の機能拡張やサポート体制の強化に期待したい。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【IT運用 ここまで”シンプル”になるとは!】Google WorkspaceとJumpcloudを組み合わせ、複雑化するIT環境を一つに!運用効率化とコスト削減ソリューションを ㈱アクトが発表 | 株式会社アクトのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000076503.html, (参照 2025-05-14).