目次
記事の要約
- スマートコアVersion6をリリース
- セキュリティ、処理速度、利便性が向上
- Passkey導入で安全な認証を実現
株式会社イーストゲートがクラウド型会員管理システムSmartCore Version6をリリース
株式会社イーストゲートは2025年5月12日14時01分、クラウド型会員管理システムスマートコア(SmartCore)を大幅アップデートしたスマートコア Version6をリリースした。このバージョンでは、Passkeyの導入、フレームワークの更新、UIの変更などにより、セキュリティ、処理速度、利便性が向上しているのだ。
スマートコアは、名簿管理、会員サイト(マイページ)、メール配信等の基本機能に加え、イベント管理や会費管理などのオプション機能も備えたシステムである。全ての機能が名簿データベースと連動しており、会員に関する情報を一元的に、低コストで管理できる点が特徴だ。
同社はContinuous Quality Improvement(CQI)のフィロソフィに基づき、ほぼ毎週システムの調整や改善を実施しており、今回のバージョンアップもその取り組みの一環である。適宜大幅な更新を行うことで、セキュリティと使いやすさの継続と進化を図っている。
SmartCore Version6 の機能詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
Passkey導入 | 従来のパスワードに代わる高度な認証方法で、デバイス認証による安全なログインを実現した |
フレームワーク更新 | バグやエラー処理の改善、セキュリティ機能向上、処理速度向上、メモリ使用量最適化を実現した |
UI調整 | ユーザーからのフィードバックに基づき、直感的で使いやすいUIに変更した |
新機能追加 | フレームワーク更新により、新しい機能の開発・実装が容易になり、6月以降にEラーニング機能をロールアウト予定だ |
Passkeyについて
Passkeyは、従来のパスワードに代わる、より安全で使いやすい認証方法である。スマートフォンやタブレットなどのデバイスにインストールしたオーセンティケーターを用いて、指紋認証、顔認証、PINなどによるデバイス認証を行う。
- パスワード入力不要
- なりすましや不正アクセス防止
- 複数のサービスやデバイスでシームレスなログインが可能
Passkeyは、多くのデバイスやアプリケーションに対応しており、ユーザーの利便性とセキュリティの向上に大きく貢献するだろう。
SmartCore Version6に関する考察
SmartCore Version6は、Passkey導入によるセキュリティ強化、フレームワーク更新によるパフォーマンス向上、UI改善による利便性向上など、多くのメリットを提供する。これにより、会員管理業務の効率化とセキュリティレベルの向上が期待できるだろう。
しかし、新機能の導入に伴い、予期せぬバグや互換性の問題が発生する可能性も否定できない。そのため、リリース後の継続的な監視と迅速な対応体制が重要となる。また、ユーザーからのフィードバックを積極的に収集し、改善に反映していく姿勢も必要だ。
今後、AIを活用した会員分析機能や、多言語対応など、さらなる機能拡張が期待される。また、他システムとの連携強化も重要であり、より多くの企業がSmartCoreを利用できるような環境整備が求められるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「スマートコア(SmartCore)バージョン6リリースのお知らせ | 株式会社イーストゲートのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000010677.html, (参照 2025-05-14).