リコージャパンとエフアンドエムが協業、中小企業向け「ビジネスアドバイザリーサービス for RICOH」開始

記事の要約

  • リコージャパンとエフアンドエムが協業し「ビジネスアドバイザリーサービス for RICOH」を開始
  • 中堅中小企業の経営課題に対し、バックオフィス領域のDXを支援
  • 財務、労務、人事などの課題解決をワンストップでサポート

リコージャパンとエフアンドエムが協業、中小企業の経営課題解決を支援

リコージャパン株式会社は、株式会社エフアンドエムとの協業により、2025年4月24日から「ビジネスアドバイザリーサービス for RICOH」の提供を開始する。このサービスは、中堅中小企業が抱える財務、労務、人事といった経営課題に対し、バックオフィス領域のDXを包括的に支援するものだ。

両社の協業により、エフアンドエムの専門家によるアドバイザリーサービスと、リコージャパンのデジタルサービスを合わせて提供することが可能になった。バックオフィスにおける経営課題の相談から、DXを支援するソリューション・ITサービスの導入・運用までを伴走型でサポートする。

この協業は、リコージャパンが提唱するDXエコシステムの一環として行われる。リコージャパンとアプリケーションベンダーが一体となり、顧客の業務フロー改革を実現する価値創出の仕組みを提供する。

ビジネスアドバイザリーサービス for RICOHの主な内容

項目詳細
サービス名ビジネスアドバイザリーサービス for RICOH
提供開始日2025年4月24日
提供形態サブスクリプションサービス
価格年額480,000円(税別)
対象中堅中小企業
支援領域財務管理、労務管理、人材採用・育成

DXエコシステムについて

DXエコシステムとは、リコージャパンとアプリケーションベンダーが連携し、顧客の業務フロー改革を実現する仕組みのことである。主な特徴は以下の通りだ。

  • リコーのエッジデバイスを活用
  • 紙情報のスムーズなデジタル化を実現
  • ソリューションのデータ連携による強みを生かした課題解決

このエコシステムにより、複合機などのリコー製品と連携したアプリケーションベンダーのソリューションを組み合わせることで、顧客の経営課題解決を支援する。データ連携を通じて、より効率的な業務プロセスを実現することが可能になる。

ビジネスアドバイザリーサービス for RICOHに関する考察

リコージャパンとエフアンドエムの協業による「ビジネスアドバイザリーサービス for RICOH」は、中堅中小企業のバックオフィスDXを支援する上で大きな意義を持つだろう。人手不足が深刻化する中で、専門人材の不足を補い、経営課題の解決を支援するサービスは、多くの企業にとって有益だ。

今後の課題としては、サービスの認知度向上と、顧客ニーズに合わせたサービスの拡充が挙げられる。特に、地方の中小企業においては、DXに対する意識が低い場合もあるため、導入支援や事例紹介などを通じて、サービスの価値を伝える必要があるだろう。

将来的には、AIを活用した自動化機能の追加や、業界特化型のサービス展開などが期待される。また、他のITベンダーとの連携を強化することで、より幅広いニーズに対応できるサービスへと進化していくことが望ましい。

参考サイト/関連サイト

  1. リコーグループ 企業・IR | リコー.「リコージャパン、エフアンドエムと協業し、相談対応からソリューション提供までワンストップで中堅中小企業の経営課題解決を支援 | リコーグループ 企業・IR | リコー」.https://jp.ricoh.com/release/2025/0424_1, (参照 2025-04-29).

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