
目次
記事の要約
- 日本計画研究所がe-methaneと天然ガスのセミナーを開催
- 6月3日開催、日本ガス協会奥田篤氏を講師に招く
- カーボンニュートラル化に向けた最新動向を解説
JPIセミナー開催のお知らせ
株式会社日本計画研究所は、2025年6月3日(火)に「e-methane」及び天然ガスの国内外最新動向と課題に関するセミナーを開催する予定だ。一般社団法人日本ガス協会企画部エネルギー・環境グループマネージャー兼カーボンニュートラル推進センター長の奥田篤氏が講師を務める。
セミナーでは、日本のガス業界におけるカーボンニュートラル実現に向けた取り組み、特にe-methane導入の現状と課題について詳説される予定だ。トランジション期におけるLNGの重要性や、エネルギー政策におけるe-methaneの位置づけ、CO2カウントルール等の課題についても議論されるだろう。
セミナーは会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選択可能だ。受講料は1名37,650円(税込)だが、地方公共団体所属の方は2名まで11,000円(税込)で受講できる。アーカイブ配信はセミナー終了後2週間、何度でも視聴可能だ。
セミナー終了後には、講師への質問や受講者同士の交流会も予定されている。
セミナー詳細
項目 | 詳細 |
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開催日時 | 2025年06月03日(火) 13:30 – 15:30 |
講師 | 奥田 篤 氏(一般社団法人日本ガス協会企画部エネルギー・環境グループマネージャー兼カーボンニュートラル推進センター長) |
受講方法 | 会場受講・ライブ配信・アーカイブ配信 |
受講料 | 1名:37,650円(税込)、2名以降:32,650円(税込)、地方公共団体:2名まで11,000円(税込) |
お申込み | 詳細・お申込みはこちら |
e-methaneについて
e-methaneは、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを回収・利用して製造されたメタンのことだ。再生可能エネルギー由来の電力を使用してCO2を水素と反応させることで生成される。
- 再生可能エネルギー利用によるCO2排出削減
- 既存ガスインフラの活用が可能
- 都市ガスのカーボンニュートラル化に貢献
天然ガスと同様に利用できるため、既存のガスインフラを活用できる点が大きなメリットだ。
JPIセミナーに関する考察
本セミナーは、カーボンニュートラル実現に向けた日本のガス業界の取り組みを理解する上で非常に有益な機会となるだろう。e-methaneやLNGに関する最新情報、政策動向、技術的な課題などが網羅的に解説されることが期待できる。しかし、セミナーの内容が専門的であるため、参加者は事前にある程度の知識を有していることが望ましいだろう。
今後、e-methaneの普及には、コスト削減や安定的な供給体制の構築が課題となるだろう。また、国際的なCO2カウントルールの確立や環境価値取引の仕組み整備も重要となる。これらの課題解決に向けた具体的な取り組みや政策提言が、セミナーで示されることを期待したい。
さらに、セミナーを通じて、e-methane関連技術の開発や導入促進に向けた産学官連携が強化されることを期待する。関係者間のネットワーク構築や情報共有が促進されれば、日本のカーボンニュートラル目標達成に大きく貢献するだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「【JPIセミナー】「”e-methane” 及び天然ガスの国内外最新動向と課題」6月3日(火)開催 | 株式会社日本計画研究所のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001349.000042328.html, (参照 2025-05-14).