
目次
記事の要約
- TieUps社がコミュニティ活性化新機能「プロジェクト機能」を提供開始
- 仮想クラウドファンディング形式でユーザーのエンゲージメント向上
- 先行導入企業ではアクティブユーザー数2.2倍、リアクション数3.2倍増加
TieUps社がコミュニティ活性化新機能「プロジェクト機能」を提供開始
TieUps株式会社は2025年5月14日11時00分、コミュニティCXプラットフォーム「タイアップス」に新機能「プロジェクト機能」の提供を開始した。この機能は、ファンコミュニティにゲーミフィケーション要素を導入し、顧客との継続的なエンゲージメントを実現することを目的としているのだ。
ユーザーは日々のコミュニティ活動で「応援スコア」を獲得し、企業が設定した期間限定プロジェクトに参加できる。仮想クラウドファンディング形式を採用することで、多くのユーザーが気軽にプロジェクトに参加できる環境を実現している。ログイン継続やクエストクリアでもスコアが加算され、貢献度ランキングと特典付与でさらなる活性化を促す仕組みだ。
投稿やコメント、いいねなどの基本アクションに加え、ログイン継続やクエストクリアによってもスコアが加算される。これらのスコアをもとにユーザーの貢献度をランキング化し、上位者には特典を付与することで、コミュニティ内でのさらなる活動意欲の向上を図り、アクティブユーザー増加に貢献できるのだ。
「プロジェクト機能」は、ユーザーの活動意欲を高め、継続的なエンゲージメントを実現する新しい機能である。ユーザーは日々のコミュニティ活動を通じて「応援スコア」を獲得し、それを活用して企業が設定した期間限定のプロジェクトに参加できるのだ。
「プロジェクト機能」概要と導入事例
項目 | 詳細 |
---|---|
機能名 | プロジェクト機能 |
提供開始日 | 2025年5月14日 |
プラットフォーム | タイアップス |
機能概要 | ゲーミフィケーション要素導入、仮想クラウドファンディング形式 |
スコア獲得方法 | 投稿、コメント、いいね、ログイン継続、クエストクリア |
効果 | 先行導入企業でアクティブユーザー数約2.2倍、リアクション数約3.2倍増加 |
コミュニティ活性化における課題と「プロジェクト機能」の役割
コミュニティマーケティングへの企業投資は拡大傾向にあり、顧客との継続的な関係構築が重視されている。しかし、参加者の継続的な活動を促すことは課題であり、特にロイヤルユーザー層のエンゲージメント向上は難しいのだ。
- 従来のランク制度では、ポイントの活用機会が限られる
- ユーザーは「評価される側」に留まりがち
- 新規参加者の挫折感も軽減できる
「プロジェクト機能」は、応援スコアをユーザーが使用できる「行動通貨」として機能する。貯める→使う→また貯めるという明確な目標サイクルが生まれ、コアユーザーと新規参加者の差が固定化されない仕組みだ。
「プロジェクト機能」に関する考察
「プロジェクト機能」は、ユーザーのエンゲージメント向上に大きく貢献するだろう。仮想クラウドファンディング形式は、参加障壁を低くし、多くのユーザーの参加を促す効果が期待できる。しかし、プロジェクトの企画・運営には、企業側の工夫が必要となるだろう。
プロジェクトの質や魅力が、ユーザーの参加意欲に直結する。魅力的なプロジェクトを継続的に提供できるかが、この機能の成功を左右する重要な要素となるだろう。また、不正なスコア獲得を防ぐための対策も必要となるだろう。
将来的には、プロジェクト機能と連携した新たな機能の追加が期待される。例えば、ユーザー同士の協働を促進する機能や、プロジェクトの成功度合いを可視化する機能などが考えられる。これらの機能追加によって、コミュニティの活性化がさらに促進されるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「企業のコミュニティ活性化を促す新機能「プロジェクト機能」をリリース | TieUps株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000064592.html, (参照 2025-05-15).