WSP Singapore 2025開催、環境課題解決を目指す学生起業家が集結

WSP Singapore 2025開催、環境課題解決を目指す学生起業家が集結
PR TIMES より

記事の要約

  • WSP Singapore 2025が開催された
  • 環境課題解決を目指す19チームが応募、7チームがファイナリストとして選出された
  • 優勝チームには賞金とIVS2025への登壇権が授与された

World Student Pitch Singapore 2025開催報告

株式会社ホステックは2025年5月14日、世界最大級の学生ピッチコンテスト「WSP (World Student Pitch)」のシンガポール大会「WSP Singapore 2025」の開催を報告した。本大会は2025年4月19日、アジア欧州財団(ASEF/シンガポール国立大学敷地内)にて開催されたのだ。

「Purpose-driven Entrepreneurship ~気候課題の解決に挑む~」をテーマに、シンガポールを含む複数の国・地域から19チームが応募し、7チームがファイナリストとして選出された。ファイナリストは環境テクノロジー(Climate Tech)領域における革新的なソリューションを発表したのだ。

優勝チームであるCarbonsynkには、賞金SGD 2,500と、2025年7月に京都で開催される「IVS2025」における「学生ピッチ甲子園」への登壇権が授与された。約50名の学生、起業家、審査員、関係者が来場した。

WSP Singapore 2025概要

項目詳細
イベント名World Student Pitch Singapore 2025
日時2025年4月19日(土)
会場Asia-Europe Foundation(シンガポール国立大学敷地内)
主催WSP Organizing Committee
特別協賛クレドホールディングス株式会社
会場協力Asia-Europe Foundation
後援Climate Catalyst Accelerator
応募チーム数19チーム
ファイナリスト数7チーム
来場者数約50名

Climate Techについて

Climate Techとは、気候変動問題の解決に貢献するテクノロジー全般を指す。近年、地球温暖化対策の重要性が高まる中、再生可能エネルギー、カーボンニュートラル技術、持続可能な農業技術など、多様な分野で革新的な技術開発が進んでいる。

  • 再生可能エネルギーの効率化
  • 二酸化炭素排出量の削減
  • 環境負荷の低減

これらの技術は、持続可能な社会の実現に不可欠であり、今後の発展が期待される分野だ。

WSP Singapore 2025に関する考察

WSP Singapore 2025は、学生起業家の育成と環境問題への意識向上に大きく貢献したと言える。多様な国・地域からの参加により、国際的な交流と協調が促進された点も評価できる。しかし、参加チームの選抜基準や、環境問題への具体的な貢献度合いをより明確にすることで、大会の透明性と信頼性を高めることが重要だろう。

今後、WSPはインド、韓国、アメリカ、ヨーロッパなどでの国際展開を予定しており、世界規模での学生起業家の育成に繋がる可能性を秘めている。しかし、各国における環境問題への取り組みや、文化・制度の違いを考慮した運営体制の構築が必要となるだろう。各国代表チームが一堂に会する「WSP世界大会」の開催も予定されており、その成功に向けて万全の準備が必要だ。

さらに、WSPが取り組むClimate Tech分野は、今後ますます重要性を増していく。WSPは、優秀な学生起業家を輩出するだけでなく、Climate Tech分野の技術開発や普及を促進する役割も担うべきだ。そのためには、企業や研究機関との連携強化、資金調達支援、政策提言など、多角的なアプローチが必要となるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「世界最大級の学生ピッチコンテスト「WSP (World Student Pitch) 」がシンガポール大会を初開催! | 株式会社ホステックのプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000132761.html, (参照 2025-05-15).

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