
目次
記事の要約
- セーフィーのクラウドカメラが六本木ヒルズに導入された
- イベント警備や混雑状況把握などに活用されている
- 安全・安心な街づくりに貢献している
セーフィーのクラウドカメラ導入による六本木ヒルズの安全対策強化
セーフィー株式会社は2025年5月14日、テクノロジー録画サービス「Safie」のクラウドカメラが森ビル株式会社運営の六本木ヒルズに導入されたことを発表した。この導入により、六本木ヒルズはイベント時の警備や繁忙期の混雑状況の把握などを効率的に行えるようになったのだ。
従来、六本木ヒルズではオンプレミス型カメラを使用していたが、映像確認できる人が限られることや、問題発生時の検証が困難であることが課題だった。セーフィーのクラウドカメラは、場所を選ばず映像を確認でき、関係者への視聴権限付与も容易であるため、これらの課題を解決できるのだ。
約6年にわたり、アート作品の保護やイルミネーション期間の混雑状況把握、オペレーション改善指示などに活用され、安全対策に貢献してきた。海外からのリアルタイムでの作業進捗共有も可能になり、業務効率化にも繋がっている。
今後、エッジAIカメラ「Safie One」の導入も検討されており、混雑状況や訪問人数の把握など、更なる機能強化が期待される。
六本木ヒルズにおけるセーフィークラウドカメラ導入状況
設置箇所 | 利用方法 |
---|---|
イベントスペース | 混雑状況の把握、侵入検知 |
商業施設 | 混雑状況の把握、防犯 |
通路等共用部 | 通行状況の確認、混雑状況の把握 |
クラウド録画サービスSafieについて
Safieは、カメラとインターネット接続だけで映像を確認できるクラウド録画サービスである。いつでもどこでも映像を確認でき、複数の関係者に視聴権限を付与できる点が特徴だ。
- クラウド録画サービスシェアNo.1
- フレキシブルな設置が可能
- リアルタイムでの映像確認と共有が可能
様々な業種でのDX推進に貢献しており、今後も更なる発展が期待される。
六本木ヒルズにおけるセーフィー導入に関する考察
セーフィーの導入は、六本木ヒルズの安全・安心な街づくりに大きく貢献していると言える。リアルタイムでの状況把握や迅速な対応が可能になり、イベント運営や施設管理の効率化にも繋がっているのだ。しかし、カメラ映像のプライバシー保護に関する懸念や、システム障害発生時の対応など、課題も存在するだろう。
今後起こりうる問題としては、システム障害による映像データの消失や、プライバシー侵害に関する訴訟リスクなどが考えられる。これらの問題への対策として、データバックアップ体制の強化や、プライバシーポリシーの明確化、従業員への教育などが重要となるだろう。
今後追加してほしい機能としては、AIによる異常検知機能や、混雑状況を数値化してアラートを出す機能などが挙げられる。これらの機能により、より高度な安全管理と効率的な運営が可能になるだろう。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「セーフィーのクラウドカメラが六本木ヒルズの安全・安心な街づくりに寄与 | セーフィー株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000302.000017641.html, (参照 2025-05-15).