ソニーがAIカメラワーク搭載スマートフォンXperia 1 VIIを発売、動画撮影の利便性が向上

記事の要約

  • ソニーはAIカメラワーク搭載のフラッグシップスマートフォンXperia 1 VIIを発売した
  • AIカメラワークとオートフレーミングで安定した構図の動画撮影が可能になった
  • ウォークマン、ブラビアの技術も搭載し、高音質・高画質を実現している

Xperia 1 VIIの発売

ソニーは、AIカメラワークとオートフレーミングを搭載したフラッグシップスマートフォン『Xperia 1 VII』を6月上旬以降に発売した。本製品は、ソニーのデジタル一眼カメラ「α」、ポータブルオーディオプレーヤー「ウォークマン®」、テレビ「ブラビア®」で培った技術とAI技術をXperia向けに最適化し、高画質・高音質のコンテンツ体験を提供するのだ。

SIMフリーモデルは、ソニーのインターネット直販サイトなどで発売され、メモリ容量を3種類から選択できる。通信事業者モデルは国内の一部通信事業者で6月上旬以降に発売される予定だ。価格はSIMフリーモデルがオープン価格、通信事業者モデルは各事業者で異なる。

『Xperia 1 VII』は、撮影画面から目を離しても安定した構図で動画を撮影できる新体験を提供する。AIカメラワークは被写体を固定し、オートフレーミングは被写体を画面中央に配置して撮影する機能だ。

Xperia 1 VIIのスペックと販売情報

項目詳細
商品名Xperia 1 VII
カラースレートブラック、モスグリーン、オーキッドパープル
メモリ容量(RAM/ROM) (通信事業者モデル)12GB/256GB
メモリ容量(RAM/ROM) (SIMフリーモデル)16GB/512GB、12GB/512GB、12GB/256GB
発売日(通信事業者モデル)6月上旬以降
発売日(SIMフリーモデル)6月上旬以降
価格(通信事業者モデル)
価格(SIMフリーモデル)オープン価格
予約開始日(SIMフリーモデル)5月20日

AIカメラワークとオートフレーミング

Xperia 1 VIIのカメラ機能は、AIカメラワークとオートフレーミングを搭載している。これにより、撮影画面から目を離していても、被写体を安定した構図で撮影することが可能だ。

  • AIカメラワーク:被写体を中央に固定
  • オートフレーミング:AIが被写体を認識し自動でフレーミング
  • 超広角・広角レンズに対応

これらの機能は、動く被写体を撮影する際にも有効であり、初心者でもプロのような映像を撮影できる。

Xperia 1 VIIに関する考察

Xperia 1 VIIは、AIによる高度なカメラ機能と、ソニーの他の製品で培われた技術を融合することで、高画質・高音質の動画・写真撮影と視聴体験を提供するスマートフォンだ。特にAIカメラワークとオートフレーミングは、動画撮影におけるユーザー体験を大きく向上させる革新的な機能であると言える。

しかし、AIによる自動フレーミングは、状況によっては意図しない被写体を捉えてしまう可能性がある。この問題への対策として、ユーザーが簡単に被写体を再指定できるようなインターフェースの改善が求められるだろう。また、バッテリー消費量についても、AI処理による負荷増加への対策が必要となる可能性がある。

今後の展開としては、AIによる被写体認識の精度向上や、より多様な撮影シーンに対応できる機能の追加が期待される。さらに、AIカメラワークやオートフレーミングを他のアプリにも連携させることで、より幅広いユーザーに利便性を提供できるようになるだろう。

参考サイト/関連サイト

  1. SONY.「撮影画面から目を離しても安定した構図の動画撮影が可能 ソニー独自のAIを搭載した『Xperia 1 VII』発売 | ニュースリリース | ソニー」.https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/202505/25-0513/, (参照 2025-05-15).