
目次
記事の要約
- ネットショップ支援室と福井銀行が業務提携
- 福井県内の卸売業者向けに「楽楽B2B」を提供
- 業務効率化と売上向上支援で地域経済活性化を目指す
ネットショップ支援室と福井銀行の業務提携
株式会社ネットショップ支援室は2025年5月14日、株式会社福井銀行と業務提携契約を締結したことを発表した。これは、同社が提供するBtoB受発注をWEB化するクラウドサービス「楽楽B2B」を通じて、福井県内の卸売業者様の業務効率化と売上向上を支援するためだ。
ネットショップ支援室は「ECプラットフォームを通じて、商習慣にイノベーションをもたらし、持続可能な未来を実現する」というビジョンを掲げ、卸事業のDX推進に注力している。楽楽B2Bは受注処理や帳票管理、顧客管理などを一元管理し、効率的な運営を実現するソリューションを提供するのだ。
コロナ禍を経てEC市場が拡大し、デジタル化ニーズが高まる中、楽楽B2Bは多くの事業者から利用され、成長をサポートしてきた。福井銀行との提携により、福井県内の卸事業者様の成長支援、北陸地域のEC市場発展、ひいては地域経済活性化に貢献することを目指している。
楽楽B2Bは、働き方改革やDXのニーズの高まり、顧客購買チャネルの変化に対応し、企業間取引のオンライン化ニーズに応えるサービスだ。指値や掛け率の設定、販路・決済方法、表示商品の細かい設定が可能で、アナログ作業や処理ミスを削減し、業務を迅速化する。
業務提携概要
項目 | 詳細 |
---|---|
提携開始日 | 2025年5月14日 |
提携企業 | 株式会社ネットショップ支援室、株式会社福井銀行 |
サービス | 楽楽B2B |
対象地域 | 福井県 |
目的 | 卸売業者様の業務効率化、売上向上、地域経済活性化 |
楽楽B2Bについて
楽楽B2Bは、BtoB受発注をWEB化するクラウドサービスである。企業間取引のDX化に課題を持つ企業の業務効率化や営業DXによる売上向上を支援する。
- 受注処理の効率化
- 帳票管理の簡素化
- 顧客管理の一元化
充実した機能により、面倒なアナログ作業や処理ミスを削減し、迅速な業務処理を実現する。
福井銀行との業務提携に関する考察
今回の業務提携は、ネットショップ支援室の楽楽B2Bと福井銀行の地域密着戦略が合致した結果と言えるだろう。地方の中小企業のデジタル化推進という点で大きな意義を持つ。しかし、システム導入や運用に関する課題、従業員のデジタルリテラシー不足といった問題も想定される。
これらの問題への対策として、福井銀行による導入支援や研修プログラムの提供、ネットショップ支援室による丁寧なサポート体制の構築が重要となる。さらに、楽楽B2Bの機能拡充、例えば、地域特有の商習慣に対応した機能追加なども必要となるだろう。
今後、この業務提携が成功すれば、他の地域金融機関との連携拡大や、更なる地域経済活性化への波及効果が期待できる。地方創生の一助となる可能性を秘めているのだ。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「卸事業のDXを推進するネットショップ支援室、福井銀行との業務提携を開始 | 株式会社ネットショップ支援室のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000009740.html, (参照 2025-05-15).