
目次
記事の要約
- パイオニアが位置情報サービス「Piomatix LBS」とカーナビアプリ「COCCHi 法人契約」を発表
- 5月20日、21日に開催される「第2回 ロケーションビジネス&マーケティングEXPO2025」に出展
- モビリティ関連事業者のサービス開発・運用をサポートする
パイオニアが位置情報サービスとカーナビアプリを展示
パイオニア株式会社とパイオニア販売株式会社は、2025年5月20日、21日に開催される「第2回 ロケーションビジネス&マーケティングEXPO2025」に出展すると発表した。同社ブースでは、独自のモビリティAIプラットフォームを活用した「Piomatix LBS」サービスと、スマートフォン専用カーナビアプリ「COCCHi 法人契約」を展示する予定だ。
「Piomatix LBS」はルートAPI/検索APIとナビゲーションSDKを提供し、物流企業やタクシー配車システムなどへの活用を想定している。高精度なルーティング技術により、実用性と安全性の高いルート探索を実現するのだ。
一方、「COCCHi 法人契約」は、90万ダウンロードを突破したスマートフォン専用カーナビアプリの法人向けサービスである。一括契約・請求書払いで利用でき、スケジュール機能やゼンリン住宅地図機能との連携により、営業・訪問業務の効率化に貢献するだろう。
これらのサービスは、カーナビメーカーとしてのパイオニアの技術力を活かし、モビリティ関連事業者のサービス開発・運用をサポートすることを目指している。
展示会概要とサービス詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 第2回 ロケーションビジネス&マーケティングEXPO2025 |
開催日時 | 2025年5月20日(火) 13:00~17:00、21日(水) 10:00~17:00 |
会場 | 東京都立産業貿易センター(浜松町)2階 |
参加方法 | 事前オンライン登録(無料) |
Piomatix LBS | ルートAPI/検索API、ナビゲーションSDK |
COCCHi 法人契約 | スマートフォン専用カーナビアプリの法人向けサービス |
APIとSDKについて
「Piomatix LBS」は、ルート探索に関わる特許技術を活用したルートAPI/検索APIと、カーナビのノウハウを活かしたナビゲーションSDKを提供する。
- ルートAPI/検索API:日本の道路事情を考慮した高精度なルート探索が可能
- ナビゲーションSDK:信頼性・操作性・視認性の高いカーナビアプリ開発を支援
- 両サービスは、モビリティ関連事業者のサービス開発を促進する
これらのAPIとSDKは、パイオニアの長年のカーナビ開発経験に基づいており、高い信頼性と精度を誇るのだ。
Piomatix LBSとCOCCHi法人契約に関する考察
「Piomatix LBS」と「COCCHi 法人契約」は、パイオニアの技術力を活かした魅力的なサービスだ。特に高精度なルート探索機能は、物流業界やタクシー業界などにおいて大きなメリットをもたらすだろう。しかし、市場競争が激しいため、他社サービスとの差別化が課題となる可能性がある。
今後起こりうる問題としては、APIやSDKの使いやすさ、サポート体制の充実度が挙げられる。ユーザーフレンドリーなインターフェースと迅速なサポート体制を構築することで、顧客満足度を高める必要があるだろう。また、新たな機能として、リアルタイムの交通情報や渋滞予測機能の追加などが考えられる。
パイオニアには、継続的なサービス改善と新機能の開発によって、市場における競争力を維持し、モビリティ業界の発展に貢献してほしい。更なる技術革新と市場ニーズへの対応が期待される。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「パイオニア 「第2回 ロケーションビジネス&マーケティングEXPO2025」に出展 | パイオニア株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000954.000005670.html, (参照 2025-05-15).