
目次
記事の要約
- レジル株式会社が「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」人事/HRの変革部門で最優秀賞を受賞
- 社員の主体性を軸にした制度改革と文化醸成の取り組みが評価された
- 2年連続の受賞で、組織全体の進化に社員の「意志ある成長」が寄与している点が評価された
レジル株式会社の受賞発表
レジル株式会社は2025年5月14日10時00分、「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」人事/HRの変革部門にて最優秀賞(中堅・中小企業の部)を受賞したことを発表した。これは同社にとって2年連続の受賞となる。
同社は「脱炭素を、難問にしない」をミッションに掲げ、社員の主体性を軸に据えた制度改革と文化醸成に取り組んできた。その結果、社員の「意志ある成長」が組織全体の進化に大きく貢献している点が評価されたのだ。
昨年は「企業文化の変革部門」で最優秀賞を受賞しており、今回の受賞は人事・キャリア支援体制の深化が評価された結果である。社員の主体性を重視した取り組みが、ビジネススキル成果にも直結している点が評価されたと言えるだろう。
2024年にはGPTW Japanより「働きがいのある会社」にも認定されている。従業員に「働きがいのある会社だと言えるか」を問う設問において、上位2つの肯定回答率は2022年の49%から2024年に69%、2025年1月には77%へと着実に改善している。
受賞内容と取り組み
項目 | 詳細 |
---|---|
受賞アワード | キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025 |
受賞部門 | 人事/HRの変革部門(中堅・中小企業の部) |
受賞内容 | 最優秀賞 |
受賞理由 | 社員の主体性を軸にした制度改革と文化醸成の取り組み |
具体的な取り組み | 成果に基づく報酬制度への移行、ボトムアップ型の新バリュー策定、自己選択制の新卒配属 |
成果 | 2030年目標であった実質再生可能エネルギー導入比率100%の目標前倒し達成、官民連携による新規協定締結、従業員満足度向上 |
キャリアオーナーシップ経営について
キャリアオーナーシップ経営とは、個人と組織の持続的な成長を実現するための経営手法だ。キャリアオーナーシップ人材を「可視化する」「増やす」「(経営や事業と)つなぐ」という3つの視点から実践し、「個人と企業の新しい関係づくり」を推進する。
- 個人の成長と組織の成長を両立させる
- 社員の主体性を重視した経営スタイル
- 個人の能力を最大限に活かす仕組み
レジル株式会社は、このキャリアオーナーシップ経営を積極的に推進し、成果を上げている企業の一つと言えるだろう。
レジル株式会社の取り組みに関する考察
レジル株式会社の取り組みは、従来の日本企業のキャリア観を大きく変える可能性を秘めている。年功序列や管理型のマネジメントから脱却し、社員の意志と成長を起点とした組織づくりは、高い従業員満足度とビジネス成果という明確な結果に繋がっている。
しかし、このような革新的な取り組みは、必ずしも全ての企業で成功するとは限らない。導入にあたっては、企業文化や組織構造、社員の意識など、様々な要素を考慮する必要があるだろう。また、成果に基づく報酬制度は、公平性や透明性の確保が重要となる。適切な評価基準の設定と、その運用体制の構築が不可欠だ。
今後、レジル株式会社がどのような課題に直面し、どのようにそれらを克服していくのか、注目していく必要がある。彼らの取り組みは、他の企業にとっても貴重な示唆を与えてくれるだろう。継続的な成功のためには、制度の改善や社員への継続的な教育・支援が不可欠である。
参考サイト/関連サイト
- PR TIMES.「「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2025」人事/HRの変革部門にて最優秀賞(中堅・中小企業の部)を獲得、2年連続の受賞 | レジル株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000085002.html, (参照 2025-05-15).