ロジザード社、社員の骨髄提供支援「ドナー休暇制度」導入、社会貢献促進

ロジザード社、社員の骨髄提供支援「ドナー休暇制度」導入、社会貢献促進
PR TIMES より

記事の要約

  • ロジザード社がドナー休暇制度を導入
  • 骨髄・末梢血幹細胞提供を有給で支援
  • 社員の発案による社会貢献支援制度

ロジザード株式会社がドナー休暇制度を導入

ロジザード株式会社は2025年5月1日より、社員の骨髄や末梢血幹細胞提供活動を支援する「ドナー休暇制度」を導入した。この制度は、社員が骨髄バンクを通じてドナー登録や提供を行う際に必要な面談、検査、入院などの日程に対し、最大10日の特別有給休暇を付与するものである。

本制度は、社員からの発案をきっかけに導入された。骨髄移植を必要とする患者が多くいる一方で、ドナー登録者や提供者の割合が不足しているという社会課題への対応策として、社員の意思と行動を会社として支援する体制を整えたのだ。

ロジザード社は、社会に必要とされる善意の行動を社員個人に任せるのではなく、会社として応援できる体制を整えることで、“人にやさしい会社”を目指している。この制度は、同社の目指す“やさしさ”と“誇りを持てる職場”の象徴となるだろう。

ドナー休暇制度概要

項目詳細
名称ドナー休暇
対象者ロジザードに在籍するすべての従業員
付与日数最大10日(社員が骨髄バンクドナー登録を行うとき、及びドナー候補者・提供ドナーとして選ばれ、面談・検査・入院等を行う時)
制度開始日2025年5月1日
ロジザード株式会社

骨髄バンクについて

骨髄バンクとは、血液疾患などの患者に骨髄または末梢血幹細胞を提供するドナー登録者を募り、移植を必要とする患者とドナーを繋ぐシステムである。

  • ドナー登録は比較的容易に行える
  • 提供には健康診断と血液検査が必要
  • 提供者の負担軽減が社会課題となっている

骨髄バンクは、多くの患者を救うために、ドナー登録の増加と提供に至る割合の向上を目指している。ドナー休暇制度のような企業の支援は、この課題解決に大きく貢献するだろう。

ドナー休暇制度に関する考察

ロジザード社のドナー休暇制度は、社員の社会貢献活動を積極的に支援する画期的な制度であり、企業の社会的責任を果たす上で非常に良い取り組みだと言える。社員のモチベーション向上や企業イメージの向上にも繋がるだろう。しかし、制度の利用状況や、休暇取得による業務への影響などを継続的にモニタリングする必要がある。

制度の利用率が低ければ、制度の周知不足や、休暇取得への心理的ハードルなどが考えられる。そのため、制度の周知徹底や、休暇取得に関する相談窓口の設置などが重要となるだろう。また、ドナー休暇取得による業務負担を軽減するための体制整備も必要となる可能性がある。

将来的には、ドナー休暇制度の対象疾患の拡大や、休暇日数の増加なども検討できるだろう。さらに、ドナー登録や提供に関する教育プログラムの提供なども、社員の理解促進に繋がるだろう。ロジザード社の取り組みは、他の企業にも良い影響を与え、社会全体のドナー登録数の増加に貢献すると期待できる。

参考サイト/関連サイト

  1. PR TIMES.「社員の社会貢献を支える「ドナー休暇制度」を導入 | ロジザード株式会社のプレスリリース」.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000280.000014943.html, (参照 2025-05-15).

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